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【造化】🔗🔉

【造化】 ゾウカ むぞうさに、物質をよせあわせて万物をつくり出す。また、自然を支配する道理。「造化万物難隠情=造化万物情ヲ隠シ難シ」〔→高啓天地。自然。〔俗〕うまいぐあい。幸運。

【造次】🔗🔉

【造次】 ゾウジ そそくさとしてあわただしい。また、そのような場合。〔→論語とっさの間。とりあえず。「門有長者来、造次請先出=門ニ長者ノ来タル有レバ、造次ニ請ヒテ先ヅ出ヘントス」〔→李商隠

【造次顛沛】🔗🔉

【造次顛沛】 ゾウジテンパイ とっさの場合や危険のせまった場合。わずかの間のこと。▽「論語」里仁篇の「造次必於是、顛沛必於是=造次ニモ必ズココニオイテシ、顛沛ニモ必ズココニオイテス」から。

【造形】🔗🔉

【造形】 ゾウケイ =造型。素材に加工して形をこしらえる。具体的な形をもった物にしあげる。「造形美術」

【造作】🔗🔉

【造作】 ゾウサク 物をこしらえること。〔国〕家屋の建具や付属品。▽目鼻など、顔についているものにたとえることもある。ゾウサ〔国〕めんどうであること。「造作もない」もてなすこと。手間。「造作をかける」

【造兵】🔗🔉

【造兵】 ゾウヘイ 兵器をつくる。戦争をおこす。〔→荘子

【造物】🔗🔉

【造物】 ゾウブツ 「造物者」と同じ。自然。天地。

【造物者】🔗🔉

【造物者】 ゾウブツシャ 自然の物質をよせあわせて、万物をつくり出す働き。また、その神。『造物ゾウブツ・造物主ゾウブツシュ』〔→荘子

【造命】🔗🔉

【造命】 ゾウメイ 運命をつかさどり、人に禍福を与えるという神。運命をきりひらき、災いを福とすること。〔→説苑

【造昧】🔗🔉

【造昧】 ゾウマイ 天地がつくられたばかりで、もやもやとして世のまだ開けきらない時。〈類義語〉草昧ソウマイ。

【造第】🔗🔉

【造第】 ゾウテイ やしきをつくる。やしきにいたる。

【造訪】🔗🔉

【造訪】 ゾウホウ 訪問すること。

【造営】🔗🔉

【造営】 ゾウエイ 宮殿や寺社などの建物をこしらえること。〈類義語〉営造。

【造意】🔗🔉

【造意】 ゾウイ 犯罪の計画を中心になって考えること。また、その人。工夫し考案する。

漢字源 ページ 4420