【重点】 ジュウテン 物事の最もたいせつな部分。てこで動かす時、その物体の重さのかかる点。力点。

【重要】 ジュウヨウ 基本であって、欠くことができないほどたいせつであること。大事な。

【重華】 チョウカ 輝かしさを重ねる。すぐれた天子が、前代のすぐれた天子のあとを継いで徳の輝かしさを発揮すること。〔→書経〕古代の聖天子舜シュンの号。歳星（木星）の別名。

【重衾】 チョウキン・ジュウキン 重ねてかけたかけぶとん。「重衾脚冷知霜重＝重衾脚冷ヤヤカニシテ霜ノ重キヲ知ル」〔→蘇軾〕キンヲカサヌ夜具を重ねる。

【重修】 チョウシュウ・ジュウシュウ 書物の内容を訂正しなおす。建物などをたてなおす。

【重祚】 チョウソ・ジュウソ 一度退位した天子が、再び位につくこと。〈類義語〉復辟フクヘキ。

【重馬】 チョウバ 子をみごもっている馬。太って大きい馬。

【重陰】 チョウイン 二重に重なった陰性。濃い陰の気。地の中。地中。木の葉などが重なりあってうす暗くなった、物の陰。

【重患】 ジュウカン 重い病気。また、その人。『重病ジュウビョウ・重症ジュウショウ』

【重険】 チョウケン 非常に険しい場所。「蜀有重険之固＝蜀ニハ重険ノ固有リ」〔→蜀志〕

【重婚】 ジュウコン・チョウコン 二度め以上の結婚。再婚。すでに婚姻関係があって親類になった家どうしの間で、ふたたび結婚が行われること。〔国〕すでに結婚している人が、そのままさらに他の人と結婚すること。二重結婚。

【重責】 ジュウセキ・チョウセキ 重い責任。ひどくとがめること。

【重訳】 チョウヤク・ジュウヤク・ヤクヲカサヌ 翻訳したことばを、また別のことばに翻訳すること。