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【闌干】🔗🔉

【闌干】 ランカン =欄干。てすり。おばしま。『闌檻ランカン・闌楯ランジュン』星などが、きらきらと連なって輝くさま。「北斗光闌干=北斗光リ闌干タリ」〔→李賀さらさらと連なって流れるさま。「玉容寂寞涙闌干=玉容寂寞トシテ涙闌干タリ」〔→白居易さまざまに入り乱れるさま。「騰觚飛爵闌干=觚ヲ騰ゲ爵ヲ飛バシテ闌干タリ」〔→曹植まぶた。目のふち。

【闌夜】🔗🔉

【闌夜】 ランヤ よふけ。深夜。

【闌珊】🔗🔉

【闌珊】 ランサン 盛りをすぎて衰えるさま。また、散り乱れるさま。『闌散ランサン・闌残ランザン』「簾外雨潺潺、春意闌珊=簾外ニ雨ハ潺潺タリ、春意闌珊タリ」

【闌単】🔗🔉

【闌単】 ランタン 力を出しすぎて疲れるさま。やぶれさけるさま。

【闕】🔗🔉

【闕】 18画 門部  区点=7977 16進=6F6D シフトJIS=E88D 《音読み》 ケツ/コチ〈qu・qu〉 《訓読み》 かける(かく)/かく/あやまち 《意味》 {名}宮殿の門。門の両わきに台を築いてその上部に楼観を設け、その中央部をくりぬいて道にした。「城闕ジョウケツ」 {名}宮城。天子のいる所。「禁闕キンケツ」 {動}かける(カク)。かく。完全に備わっているべきものが足りない。また、除く。〈同義語〉→欠ケツ。「闕文ケツブン」 {名}あやまち。おちど。過失。「闕失ケッシツ」 {動}かいてとる。うがつ。〈同義語〉→抉。 《解字》 会意兼形声。中の部分の字(音ケツ)は「人間が逆さになった姿+欠(人間が腹をくぼませてかがみこんだ姿)」の会意文字で、ものをコ型にえぐりとる、コ型にへこむという基本義をもつ。闕はそれを音符とし、門を加えた字で、城壁や土壁の一部が型にくぼんだ門のこと。 《単語家族》 缺ケツ(=欠。かく)決壊の決(かけて穴があく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4716