【陪弐】 バイジ つきそいの人。〈類義語〉副弐。

【陪臣】 バイシン 家来に仕えている家来のこと。天子からみて諸侯の家来や、諸侯からみて大夫タイフの家来など。またげらい。「陪臣執国命、三世希不失矣＝陪臣、国命ヲ執レバ、三世ニシテ失ハザルコト希ナリ」〔→論語〕

【陪侍】 バイジ 君主や身分の高い人のそば近くに仕えること。また、その人。

【陪奉】 バイホウ 身分の高い人のそばに仕える。〈類義語〉奉陪。

【陪乗】 バイジョウ 身分の高い人につきそって、その車に同乗すること。また、その人。

【陪食】 バイシヨク 身分の高い人といっしょに食事をすること。〈類義語〉伴食。

【陪従】 バイジュウ 身分の高い人の供をする。また、その人。▽ベイジュウとも読む。ベイジュウ〔国〕賀茂カモ・岩清水イワシミズなどの神社の祭りのときに行われる舞の音楽を演奏する、地下ジゲの楽人。

【陪席】 バイセキ 身分の高い人と同席する。

【陪陵】 バイリョウ 天子の墓のそばにほうむった、有功者や王室の親戚シンセキの墓。

【陪審】 バイシン 裁判で、民間から選ばれた人が法廷で事実の認定を行うこと。▽裁判官はそれにもとづいて判決をきめる。