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【刀筆】🔗🔉

【刀筆】 トウヒツ 昔、竹の札や木の札に誤って書いた文字を削る小刀と、文字を書く筆。転じて、文字を書く道具。筆をさす。▽昔は竹や木を紙のかわりに使ったことから。文書。記録。「刀筆吏トウヒツノリ」の略。書記など、記録をつかさどる小役人。

【刀墨】🔗🔉

【刀墨】 トウボク 刑罰の一つ。額に刀で傷をつけ、傷をつけたところに、入れ墨をする刑。〈類義語〉黥刑ゲイケイ。

【刀箭】🔗🔉

【刀箭】 トウセン 刀と矢。「相攻劇刀箭=アヒ攻ムルコト刀箭ヨリモ劇シ」〔→蘇軾

【刀鋸】🔗🔉

【刀鋸】 トウキョ 刀と、のこぎり。昔の、刑罰を執行する道具。転じて、刑罰のこと。

【刀鋸之余】🔗🔉

【刀鋸之余】 トウキョノヨ 刑罰を受けて、余生をほそぼそと生きている身。「奈何令刀鋸之余、薦天下豪俊哉=イカンゾ刀鋸ノ余ヲシテ、天下ノ豪俊ヲ薦メシムルヤ」〔→司馬遷

【刀錐】🔗🔉

【刀錐】 トウスイ 刀と、きり。ごくわずかな利益のたとえ。▽先が細くなって、とがっていることから。「務光譲天下、商賈競刀錐=務光天下ヲ譲リ、商賈刀錐ヲ競フ」〔→陳子昂

【刀螂】🔗🔉

【刀螂】 トウロウ 虫の名。かまきり。〈同義語〉蟷螂。

【刀禰】🔗🔉

【刀禰】 トネ〔国〕主典サカン以上の役人の総称。村・里など、公事にあずかる人の総称。伊勢神宮・賀茂神社などの神官。家の妻。

【刃】🔗🔉

【刃】 3画 刀部 [常用漢字] 区点=3147 16進=3F4F シフトJIS=906E 【刄】異体字異体字 3画 刀部 区点=4967 16進=5163 シフトJIS=9983 《常用音訓》ジン/は 《音読み》 ジン/ニン〈rn〉 《訓読み》 は/やいば/やいばする(やいばす) 《意味》 {名}は。やいば。ものを切る道具の鋭い部分。「刀刃」「其於遊刃、必有余地矣=其ノ刃ヲ遊バスニ於ケルヤ、必ズ余地有リ」〔→荘子{名}かたな。「引刃自刎=刃ヲ引キテ自刎ス」〔→枕中記ジンス{動}やいばする(ヤイバス)。刀で切り殺す。「自刃」「与人刃我、寧自刃=人ノ我ヲ刃スルヨリ、寧ロ自ラ刃セン」〔→史記〕 《解字》 指事。刀のはのある所を丶印でさし示したもの。はこぼれのしないように、鍛えてねばり強くした刀のはのこと。 《単語家族》 靭ジン(ねばり強い)忍(ねばり強くがまんする)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 479