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【霏微】🔗🔉

【霏微】 ヒビ 雨や雪などがちらつくさま。「細雨、霏微=細雨、霏微タリ」

【霏霏】🔗🔉

【霏霏】 ヒヒ 雨や雪などがひらひらと乱れて降るさま。「昨夜、雨霏霏=昨夜、雨霏霏タリ」〔毛文錫〕とりとめのない談話の連続するさま。霜や露の多いさま。雲のとぶさま。草が入り乱れて茂るさま。(6)電光があちこちにひらめくさま。(7)入り乱れるさま。

【霖】🔗🔉

【霖】 16画 雨部  区点=8035 16進=7043 シフトJIS=E8C1 《音読み》 リン(リム)〈ln〉 《訓読み》 ながあめ 《意味》 {名}ながあめ。三日以上降り続く雨。「今年尤苦霖=今年ハ尤モ霖ニ苦シム」〔→高啓「霖霖リンリン」とは、雨がしとしとと降り続くさま。〈同義語〉淋淋。 《解字》 会意兼形声。「雨+音符林(木立が並ぶ、並んで続く)」。 《単語家族》 淋リン(水が続いてたれる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【霖雨】🔗🔉

【霖雨】 リンウ 三日以上降り続く雨。ながあめ。〈類義語〉積雨。「朝雲不帰山、霖雨成川沢=朝雲山ニ帰ラズ、霖雨川沢ヲ成セリ」〔→曹植恩沢。また、人民の苦しみを救うもののたとえ。

【霖潦】🔗🔉

【霖潦】 リンロウ 大雨が降り続く。また、ながあめで道が流れのようになる。ながあめによる洪水。

【霖瀝】🔗🔉

【霖瀝】 リンレキ ながあめが降る。『霖霪リンイン』

【霙】🔗🔉

【霙】 16画 雨部  区点=8036 16進=7044 シフトJIS=E8C2 《音読み》 エイ/ヨウ(ヤウ)〈yng〉/オウ(アウ)/ヨウ(ヤウ) 《訓読み》 みぞれ 《意味》 {名}みぞれ。雨と雪がまざって花びらのように降るもの。 {形}白い雲が花びらのように飛ぶさま。「霙霙ヨウヨウ」 《解字》 会意兼形声。「雨+音符英(はな)」。

【霞】🔗🔉

【霞】 17画 雨部 [人名漢字] 区点=1866 16進=3262 シフトJIS=89E0 《音読み》 カ/ゲ〈xi〉 《訓読み》 かすみ/かすむ 《名付け》 かすみ 《意味》 {名}かすみ。細かい水滴が集まってただよい、うすい雲のようにたなびいて、物の姿をおおいかくすもの。もや。 {名}朝夕に空中の水滴が太陽の光を受けてぼうっと光る輝き。朝焼け、また夕焼け。「朝霞チョウカ」「紅霞」 {動}かすむ。かすみがたちこめる。表面をおおって、ぼうっとかくす。ぼんやり見える。 〔国〕かすみ。ごく細い糸で編んだ網を、小鳥の通る道に張って、飛ぶ鳥を捕らえるもの。かすみあみ。 《解字》 会意兼形声。下部の字(音カ)は、手でベールをかぶることを示す会意文字。かぶせて隠す意を含む。霞はそれを音符とし、雨を加えた字で、水気がたなびいて物の姿を隠すもの。 《単語家族》 仮面の仮(=假。上べを隠す)下(おおいのしたに物がある)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4849