【上肢】 ジョウシ 下肢カシに対して、両手。

【上知】 ジョウチ ＝上智。うまれながらに道理を知っているすぐれた賢者。「上知与下愚不移＝上知ト下愚トハ移ラズ」〔→論語〕

【上表】 ジョウヒョウ ヒョウヲタテマツル君主に意見書をたてまつる。君主にたてまつる意見書。『上書ジョウショ・上疏ジョウソ』

【上林】 ジョウリン 天子の庭園の名。今の陝西センセイ省西安市の西にあった。秦シンの始皇帝がつくり、漢の武帝が規模を大きくした。

【上苑】 ジョウエン 宮中の庭園。「閣道廻看上苑花＝閣道廻ラシ看ル上苑ノ花」〔→王維〕

【上界】 ジョウカイ 下界に対して、天上界。

【上客】 ジョウカク 下客に対して、りっぱな客。また、りっぱな食客。「軽舸迎上客、悠悠湖上来＝軽舸モテ上客ヲ迎ヘ、悠悠トシテ湖上ニ来タル」〔→王維〕

【上計】 ジョウケイ 漢代、年末に地方の国から役人が上京して、天子に会計報告をする制度。「上策ジョウサク」と同じ。

【上皇】 ジョウコウ 天の神である天帝のこと。〔→荘子〕伏羲フクギのこと。天子の父。退位した天子・天皇のこと。

【上指】 ジョウシ 「上旨」と同じ。上のほうをさす。〔→史記〕

【上相】 ジョウショウ 周代、朝廷で行われる儀式の進行係。宰相を尊敬していうことば。

【上乗】 ジョウジョウ 四頭だての馬車。〔仏〕すべての迷いを去って、真理を悟ること。また、その悟り。〔国〕非常によいできであること。上々。