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【馬市】🔗🔉

【馬市】 バシ 金・絹・茶などの中国の特産品と、蒙古モウコ地方の馬とを交易する市場。漢初にはじまり、盛衰があったが、唐の玄宗のときに繁盛した。ウマイチ〔国〕馬を売買する市。

【馬矢】🔗🔉

【馬矢】 バシ 馬の糞フン。まぐそ。『馬糞バフン・馬通バツウ』。「殺而埋之馬矢之中=殺シテコレヲ馬矢ノ中ニ埋ム」〔→左伝

【馬耳東風】🔗🔉

【馬耳東風】 バジトウフウ〈故事〉他人からの意見・批判に無関心で、注意を払わないこと。▽「東風」は春風。李白の「答王十二寒夜独酌有懐詩」から。

【馬声】🔗🔉

【馬声】 バセイ 馬のいななく声。馬のひづめの音。

【馬図】🔗🔉

【馬図】 バト・バズ 上古の伏羲フクギ氏のとき、黄河からあらわれた、竜馬の背に書いてあったという図。「河図カト」とも。

【馬具】🔗🔉

【馬具】 バグ 馬を使うときに、御しやすくするために馬につける道具。くら・たづな・あぶみなどの類。

【馬革裹尸】🔗🔉

【馬革裹尸】 バカクシカバネヲツツム〈故事〉馬の革で遺骸イガイを包む。出征して生還しないことのたとえ。〔→後漢書

【馬首】🔗🔉

【馬首】 バシュ 馬の頭。転じて、馬に乗って進む方向。

【馬食】🔗🔉

【馬食】 バショク 馬のように四つんばいになって食器に口をつけて食べること。馬のえさ。馬のようにたくさん食うこと。「牛飲馬食」

【馬逓】🔗🔉

【馬逓】 バテイ 宿継ぎの馬によって文書を送り届けること。はや馬。

【馬班】🔗🔉

【馬班】 バハン 「史記」の著者司馬遷と、「漢書」の著者班固のこと。後漢の馬援と班超のこと。共に辺境で功績をたてた将軍。

【馬埒】🔗🔉

【馬埒】 バラチ・バレツ 周囲に垣カキをめぐらした、乗馬の練習場。『馬場バジョウ』▽「埒」は、かきね。

【馬鹿】🔗🔉

【馬鹿】 バカ〔国〕おろかなこと。また、おろか者。▽梵語ボンゴ魔訶マカから。

【露馬脚】🔗🔉

【露馬脚】 バキャクヲアラワス〈故事〉人が扮フンしている芝居の馬の足をあらわす。隠していた真相があらわれること。ばけの皮がはがれる。〔→元曲

【馬圉】🔗🔉

【馬圉】 バギョ 馬の飼育人。うまかい。『馬馭バギョ』

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