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【卮酒】🔗🔉

【卮酒】 シシュ さかずきについだ酒。〈類義語〉杯酒ハイシュ。

【卯】🔗🔉

【卯】 5画 卩部 [人名漢字] 区点=1712 16進=312C シフトJIS=894B 【夘】異体字異体字 5画 夕部 区点=5041 16進=5249 シフトJIS=99C7 《音読み》 ボウ(バウ)/ミョウ(メウ)〈mo〉 《訓読み》 う 《名付け》 あきら・う・しげ・しげる 《意味》 {名}う。十二支の四番め。▽時刻では今の午前六時、およびその前後二時間、方角では東、動物ではうさぎに当てる。 {動}おかしてはいりこむ。▽冒に当てた用法。雄オスくぎを卯釘ボウテイ、はめ木細工の食いこむ所を卯、差しこむほうを筍ジュンという。 「点卯テンボウ」とは、昔、官庁で午前六時(=卯)に、出勤した者の点呼をとったこと。「応卯オウボウ」とは、登庁して記名すること。「卯簿ボウボ」とは、出勤簿。 《解字》 指事。門をむりに押しあけて中にはいりこむさまを示す。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【卯月】🔗🔉

【卯月】 ボウゲツ 陰暦二月のこと。ウヅキ〔国〕陰暦四月のこと。卯花月ウノハナヅキ。

【卯酒】🔗🔉

【卯酒】 ボウシュ 卯ウの刻(午前六時ごろ)に飲む酒。朝酒。「三杯卯酒人径酔、一枕春睡日亭午=三杯ノ卯酒人径チニ酔ヒ、一枕ノ春睡日亭午ナリ」〔→蘇軾〕『卯飲ボウイン』

【卯簿】🔗🔉

【卯簿】 ボウボ 役所の出勤簿。『卯冊ボウサツ』

【印】🔗🔉

【印】 6画 卩部 [四年] 区点=1685 16進=3075 シフトJIS=88F3 《常用音訓》イン/しるし 《音読み》 イン〈yn〉 《訓読み》 しるし 《名付け》 あき・おき・おし・かね・しる 《意味》 {名}しるし。もと、型を押しつけて、目じるしとなる形をつけたもの。のち広く、記号や目じるしの意に用いる。 {名}石・金属・かたい木などに文字を刻み、押しつけて押す物。▽天子の印は璽ジという。清シン朝では、親王以上の印を宝、高級官吏の印を印、個人の印を図章、または私印といった。 {動}版型ハンガタを押しつけて刷る。「印刷」 インス{動}はんこを押す。 インス{動}心にあるイメージを押しつける。また、その形が跡を残して消えないこと。「印象」「心心相印=心心アヒ印ス」 {名}〔仏〕シンボル。▽梵語ボンゴの訳。(イ)仏・菩薩ボサツの持ついろいろな道具。刀剣・輪・索・杵ショなど。(ロ)教義の規範。(ハ)手を特定の形に曲げて悟りを標示すること。またその形。結印ケチイン。 《解字》 会意。左は手、右はひざまずいた人。手で押さえて人をひざまずかせることをあらわすもので、押さえつける意を含む。抑の原字。のち、上から押さえて印を押す意となった。軋アツ(押さえる)はその入声ニッショウ(つまり音)に当たる。 《単語家族》 因(上から下の物を押さえる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 646