【即決】 ソッケツ その場ですぐ決めること。

【即身成仏】 ソクシンジョウブツ〔仏〕生きた人間のままで仏になれると説く真言密教の教え。仏法の深い悟りを得た境地のこと。

【即即】 ソクソク すき間なく、充実しているさま。物の満ちているさま。▽一説に、高位にいてへりくだるさま。〔→漢書〕鳳凰ホウオウのおすの鳴き声の形容。〔→論衡〕

【即妙】 ソクミョウ〔国〕すぐその場でうまく働く才能・知恵。「当意即妙」

【即刻】 ソッコク すぐに。『即時ソクジ』

【即事】 ソクジ 目の前のこと。その場の事がら。その場の事がらやけしきをうたった詩。「湘南即事ショウナンソクジ（湘南で感じたこと、というくらいの意）」コトニツク その事にとりかかる。

【即物】 ソクブツ 具体的なそのものについて考えること。

【即夜】 ソクヤ その夜。その晩。

【即座】 ソクザ〔国〕その場ですぐに。

【即席】 ソクセキ その席。セキニツクその席につく。〔国〕その場ですぐに。「即席料理」〔国〕その場にまにあうこと。

【即断】 ソクダン その場ですぐに決める。『即決ソッケツ』

【即墨】 ソクボク 地名。今の山東省平度県東南。中国の戦国時代、斉セイの田単が火牛の計をもって燕エン軍を破った所。

【即興】 ソッキョウ〔国〕その場でおこった興味。また、それによってつくった詩・歌。「即興詩」

【即題】 ソクダイ〔国〕その場で与えられる詩文の題。その場で答えを求める問題。作曲しながら、それをその場で演奏すること。

【卵】 7画　卩部　［六年］ 区点=4581　16進=4D71　シフトJIS=9791 《常用音訓》ラン／たまご 《音読み》　ラン〈lun〉 《訓読み》　たまご 《意味》 ｛名｝たまご。鳥や魚のたまご。「卵生」「危於累卵＝累卵ヨリ危フシ」〔→史記〕 〔国〕たまご。（イ）食用にする鶏のたまご。（ロ）転じて、修業ちゅうで、まだ一人前になっていない人。「医者の卵」 《解字》 象形。まるくて連なった、魚か、かえるのたまごを描いたもの。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語