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【塵涓】🔗🔉

【塵涓】 ジンケン ちりと、しずく。非常に小さいもののたとえ。自分の行為を謙そんしていうことば。

【塵習】🔗🔉

【塵習】 ジンシュウ この世の煩わしい習慣。

【塵務】🔗🔉

【塵務】 ジンム 世間日常の務め。世間で生活するときにしなければならない煩わしい事がらのこと。〈類義語〉俗務。

【塵累】🔗🔉

【塵累】 ジンルイ 〔仏〕悟りの妨げになる煩悩。俗世間の煩わしいかかわりあい。この世の煩わしい人間関係のこと。「寂然無塵累=寂然トシテ塵累無シ」〔→寒山〕『塵鞅ジンオウ』

【塵意】🔗🔉

【塵意】 ジンイ 俗世間の名声や利益を求める心。

【塵滓】🔗🔉

【塵滓】 ジンシ ちりと、かす。世の中のけがれ。俗気。

【塵雑】🔗🔉

【塵雑】 ジンザツ ごみごみしたよけいなもの。「戸庭無塵雑=戸庭塵雑無シ」〔→陶潜

【塵蒙】🔗🔉

【塵蒙】 ジンモウ ちりをこうむる。俗世間のうるさい事がらに煩わされることのたとえ。「人生在塵蒙=人生塵蒙ニ在リ」〔→寒山

【塵網】🔗🔉

【塵網】 ジンモウ 俗世間のこと。▽俗世間の煩雑さを網にたとえたことば。「誤落塵網中=誤ツテ塵網ノ中ニ落ツ」〔→陶潜

【塵縁】🔗🔉

【塵縁】 ジンエン 〔仏〕悟りの妨げになる、もろもろの関係。世の中のかかわりあい。俗世間の煩わしい人間関係。

【塵慮】🔗🔉

【塵慮】 ジンリョ 俗世間の名声や利益を求める心。

【塵謗】🔗🔉

【塵謗】 ジンボウ ちりが飛んでくるように、自分自身に覚えがなくて受ける非難。俗世間から受けるそしり。

【塵霧】🔗🔉

【塵霧】 ジンム 霧のようにたちこめるちり。ほこり。「不見長安見塵霧=長安ヲ見ズ塵霧ヲ見ル」〔→白居易

【塵囂】🔗🔉

【塵囂】 ジンゴウ ちりにけがれたさわがしい所。俗世間のこと。「焉測塵囂外=イヅクンゾ測ラン塵囂ノ外」〔→陶潜

【増】人名に使える旧字🔗🔉

【増】 人名に使える旧字 14画 土部 [五年] 区点=3393 16進=417D シフトJIS=919D 《常用音訓》ゾウ/ふ…える/ふ…やす/ま…す 《音読み》 ゾウ/ソウ〈zng〉 《訓読み》 ふえる/ふやす/ます/ますます 《名付け》 なが・ま・ます 《意味》 {動}ます。ふえる。また、ふやす。上へ上へと層をなしてつぎたす。転じて広く、つけ加わる、つみあげる意をあらわす。〈対語〉→減。〈類義語〉→益。「重修岳陽楼増其旧制=岳陽楼ヲ重修シ其ノ旧制ヲ増ス」〔→范仲淹{動}ますます。程度が上へ上へと加わって、強くなるさまをあらわすことば。 《解字》 会意兼形声。曾ソウ(=曽)は、八(湯気がわかれて出る)の下にせいろうとこんろの形を描いた象形文字で、こんろの上に、せいろうを重ねて穀物をふかし、湯気が発散するさまを示す。後世の甑コシキの原字であり、層をなして上に重ねる意を含む。増は「土+音符曾」で、土を上へ何層にも積むこと。→曾 《単語家族》 層(上へかさなる)と同系。 《類義》 益は、ふやしていっぱいに満たすこと。加は、上にプラスすること。倍は、もう一つつけたすこと。滋は、子どもがつぎつぎにうまれるようにふえること。 《異字同訓》 ふえる/ふやす。 →殖 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は15画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 975