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5. アクセント🔗🔉

5. アクセント 5.1 語アクセント 語中のある音節が強く発音されたとき, その音節は強アクセントを受けるといい, 常に強母音が現れる. 逆に弱く発音されたときにはアクセントがない(正確には弱アクセントを受ける)という. 強アクセントが複数あるときには最も強いものを第一アクセン, 次に強いものを第二アクセントと呼ぶ. 第一アクセントは //, 第二アクセントは // を母音の上につけて示し, 弱アクセントには記号をつけない: machine /mn/, introduction /ntrdkn/. 1 音節語が単独で発音された場合は常に第一アクセントを受ける: deep /dp/.   5.2 複合語アクセント 本辞典では頻度の高い語を除いて, 複合語では構成要素のアクセントだけを示した. 多くの場合は // か // の型である. //: huse・keper, schol・tacher, ta prty, wter lly. //: duble-crss, ne-wy, havy wter, pssive smking. (厳密に言うとこの型では後の第一アクセントのほうが前の第一アクセントよりやや強い).   5.3 アクセントの移動 第二アクセントの後に第一アクセントがくる語および上の / / 型の語(形容詞のことが多い)の直後に語頭の音節が第一アクセントを受ける語が続くと, 英語は強いアクセントの接近を嫌う特徴があるので, 適当な強弱間隔のリズムを保とうとして, 先行の語の第一アクセントと第二アクセントとが入れ替わる傾向がある. このような語には // の記号をつけた: Japanese /dpnz/→Jpanse flg (ただし Jpanse cnstittion), thirteen /tn | -/→thrten mmbers (ただし thrten spersttion). また // 型の複合語の直後に語頭の音節に第一アクセントを受けた語が続くと, 本来は少し強い後のほうの第一アクセントが第二アクセントに落ちる傾向がある. この場合は本辞典ではアクセントだけをつけた語では // の記号を省略してある: ne-wy→ne-wy trffic, Rd Crss→Rd Crss hspital.   5.4 文アクセント 語が文中で受ける強いアクセントを文アクセントという. 文中の語は全て同じ強さのアクセントを受けるのではなく, We sked whre they cme frm. のように一様ではない. 文アクセントを受ける語は意味内容がはっきりした「内容語」で, これに対して日本語の「てにをは」のようにそれ自体の意味が曖昧で, 内容語をつなぐ役目をする「機能語」のことが多い.   5.5 強形と弱形 上の表の (b) の語のなかには強いアクセントで発音されたときと文中で弱く発音されたときとでは違った形となる語がある. 本辞典ではそのような語では for /(弱) f | f(r; (強) f | f(r/, will /(弱) w, , ; (強) w/ のように表記し分けてある.    

研究社新英和大辞典 ページ 168214 での5. アクセント単語。