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7.2 外来語の借入型 一般的にいえば, 外来語は借入の際に屈折語尾の部分を落とした語幹の形で取り入れられ, 必要に応じてこれ🔗⭐🔉
7.2 外来語の借入型 一般的にいえば, 外来語は借入の際に屈折語尾の部分を落とした語幹の形で取り入れられ, 必要に応じてこれに本来語の語尾が加えられる. 例えば L v
n-um は OE w
n 'wine', L offer-re は OE offr-ian 'to offer' として, また ON ill-r は ME ille 'ill', ON tak-a は OE tak-an 'take', It. firm-a は firm として借入されている. ただし, L hyacinth-us からの OE iacinctus 'hyacinth', ON ang-r からの ME anger 'anger' のように語尾まで含めて借入されることもある. とくに近代期以後名詞を借入する場合には原語のままの形で借入されることが多く, 原語の屈折語尾の有無が, その借入が中世か近代・現代かを知る手掛りとなる: alb-um, bon-us, cris-is, dram-a (以上ラテン語またはギリシャ語); concert-o, gondol-a (イタリア語); sag-a (北欧語); cherub-im (ヘブライ語).
n-um は OE w
n 'wine', L offer-re は OE offr-ian 'to offer' として, また ON ill-r は ME ille 'ill', ON tak-a は OE tak-an 'take', It. firm-a は firm として借入されている. ただし, L hyacinth-us からの OE iacinctus 'hyacinth', ON ang-r からの ME anger 'anger' のように語尾まで含めて借入されることもある. とくに近代期以後名詞を借入する場合には原語のままの形で借入されることが多く, 原語の屈折語尾の有無が, その借入が中世か近代・現代かを知る手掛りとなる: alb-um, bon-us, cris-is, dram-a (以上ラテン語またはギリシャ語); concert-o, gondol-a (イタリア語); sag-a (北欧語); cherub-im (ヘブライ語).
研究社新英和大辞典 ページ 168242 での【7.2 外来語の借入型 一般的にいえば, 外来語は借入の際に屈折語尾の部分を落とした語幹の形で取り入れられ, 必要に応じてこれ】単語。