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【日英比較】 (1) 日本語の「手」は, 足に対していうときは腕のつけ根から指先までを指すが, 英語の hand は手首か🔗⭐🔉
【日英比較】 (1) 日本語の「手」は, 足に対していうときは腕のつけ根から指先までを指すが, 英語の hand は手首から先の部分である. 手首から肩の部分までは arm という. ただし arm はときに hand も含めて意味することがある. (2) 日本語の「手」は比喩的には「労働力」 ((例) 人手), 「手段, 方法」 ((例) 打つ手がない), 「能力」 ((例) 手に負えない), 「所有」 ((例) 手に入れる), 「関係」 ((例) 手を切る), 「種類」 ((例) この手のもの) などの意で用いられるが, 英語の hand も「労働力」 ((例) be short of hands), 「所有」 ((例) in a person's hands), 「関係」 ((例) have a hand in…) などでは日本語と共通している. しかし, 「指し示す」という手の機能から派生した「手のようなもの, 手の働きをするもの」という比喩的意味 ((例) a minute hand of a clock 時計の分針; a long [short] hand of a watch 腕時計の長針[短針]) は日本語と大きく相違している. 日本語では英語と違って機能ではなく形状から「針」を用いる.
研究社新英和大辞典 ページ 194469 での【 日本語の「手」は, 足に対していうときは腕のつけ根から指先までを指すが, 英語の hand は手首か】単語。