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2 //  /l/ とは逆に feel /f/ のように母音の後または語末に現れる. feels /fz/ のように後🔗🔉

2 //  /l/ とは逆に feel /f/ のように母音の後または語末に現れる. feels /fz/ のように後が子音であれば暗い l のままだが, feeling /fl/ のように母音が続けば明るい l になる. // は元来は /l/ と同じく舌先が歯茎の中央に接触すると同時に, 舌の後部が上にもり上がるために暗い音色をもつものであったが, 米音, 英音ともに最近では舌先が歯茎につかず, 「ウ」([])のように完全に母音として発音する人が多くなった. このため milk /mk/ → [mk] は「ウク」, bell /b/ → [b] は「ウ」のように聞える. また // の前では母音の音色が多少変質し, 特に米音では // は // のように聞えることが多く, bulb /bb/ → [bb] は「ウブ」, culture /kt/ → [kt] は「ウチャー」のように聞えることがある. また音節主音的な // 《⇒4》 は完全に母音化して [] となり「ウ」のように聞える: people /pp/ → [-p] 「−プー」, tunnel /tn/ → [-n] 「ヌー」. ただし音節主音の // の後にさらに母音が続くときには // は前半は暗いが後半はいくぶん明るくなるので // の記号を使用した: bubbling /bb/, ventilate /vnt | -t-/.

研究社新英和大辞典 ページ 168212