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a) 短縮 (clipping): 語の一部を切り取った省略形で, どの部分を残すかにより, 次の 3 種に分かれる. 1) 語の頭部を残したもの: exam (← examination); fan (← fanatic). 2) 語の尾部を残したもの: bus (← o🔗⭐🔉
a) 短縮 (clipping): 語の一部を切り取った省略形で, どの部分を残すかにより, 次の 3 種に分かれる. 1) 語の頭部を残したもの: exam (← examination); fan (← fanatic). 2) 語の尾部を残したもの: bus (← omnibus); phone (← telephone). 3) 語の中間部を残したもの: flu(e) (← influenza); fridge, frig (← refrigerator), Liz (← Elizabeth).
b) 次に省略の一種で Lewis Carroll, Through the Looking Glass (1871) で有名となり, 今日も盛んに用いられているのが混成 (blen🔗⭐🔉
b) 次に省略の一種で Lewis Carroll, Through the Looking Glass (1871) で有名となり, 今日も盛んに用いられているのが混成 (blending) と呼ばれる造語法である. これは 2 語の一部を重ねて新しい 1 語を造るもので, brunch
《1896》 《混成》 ← br(eakfast)+(l)unch
や smog
《1905》 《混成》 ← sm(oke)+(f)og
など周知の例であろう. これは短縮と共に, 生活のテンポ・リズムが急速に早まりつつある現代社会の要請に応えるものだが, 現代に限った造語法ではなく, 数は少ないが, 古典語にも存在する. Shakespeare にも rebuse '悪口雑言する' (← rebuke+abuse) などの例があるが一般化しなかったらしい.
《1896》 《混成》 ← br(eakfast)+(l)unch
や smog
《1905》 《混成》 ← sm(oke)+(f)og
など周知の例であろう. これは短縮と共に, 生活のテンポ・リズムが急速に早まりつつある現代社会の要請に応えるものだが, 現代に限った造語法ではなく, 数は少ないが, 古典語にも存在する. Shakespeare にも rebuse '悪口雑言する' (← rebuke+abuse) などの例があるが一般化しなかったらしい.
研究社新英和大辞典 ページ 168253。