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 6 時の新幹線に乗ったのですから、9 時には大阪に着いてるはずです」は列車ダイヤによる予定時刻・常識で判断した近未来への推量を表し、「当然、9 時には着くだろう」といった話し手🔗🔉

 6 時の新幹線に乗ったのですから、9 時には大阪に着いてるはずです」は列車ダイヤによる予定時刻・常識で判断した近未来への推量を表し、「当然、9 時には着くだろう」といった話し手の気持ちを表す。「わけ」に置き換えると、話題の人物から大阪に着いたという電話をもらった後の会話、つまり近過去の事実を述べているか、近未来を表しているとすれば、自分の体験に照らし合わせて「もちろん 9 時には着く・無事着くから安心できる」という感情的色彩を伴う未来への確信を表すことになる。「かならず」「さぞ」を参照。 【例】

 さっき例の彼女から電話がありましたから、もう出かけたはずですよ。🔗🔉

 さっき例の彼女から電話がありましたから、もう出かけたはずですよ。 置 換 =

 置き換え不能。「はずだ」は目撃・体験などの直接証拠はないが、間接的・客観的な状況証拠があるために、その事柄について推量・判断できるという気持ちを表す。「した〔しなかった🔗🔉

 置き換え不能。「はずだ」は目撃・体験などの直接証拠はないが、間接的・客観的な状況証拠があるために、その事柄について推量・判断できるという気持ちを表す。「した〔しなかった〕+はずだ」は「電話があった」という客観的状況証拠があるため、「出かけた」ということが推量・判断できるなど、すでに過去の事柄であると推量・判断できる場合に使われる。

 「彼女から電話があったんですか。それでいそいそ出かけたわけですね」など、「した〔しなかった〕+わけだ」は、事情説明を聞いたことにより、すでに過去となった事実のそれまでの🔗🔉

 「彼女から電話があったんですか。それでいそいそ出かけたわけですね」など、「した〔しなかった〕+わけだ」は、事情説明を聞いたことにより、すでに過去となった事実のそれまでの経緯が、納得できるという場合に使われる。つまり話し手は、話題の人物の出かけるところを目撃しているが、なぜ「いそいそ」と出かけたのかが分からなかったので、彼女からの電話を受けた人に、その理由を尋ねたわけである。 解 説 =

類義使分 ページ 1081