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一番 : 順序の最初。序列または序列をつけた程度の第 1 位 ←→ 最下位・最後。🔗⭐🔉
一番 : 順序の最初。序列または序列をつけた程度の第 1 位 ←→ 最下位・最後。
最も : ほかのものより程度が著しい・優れている。超えるものがない状態。🔗⭐🔉
最も : ほかのものより程度が著しい・優れている。超えるものがない状態。
【例】
この映画、今年一番の作品で、今世紀最も優れた作品の一つだって。🔗⭐🔉
この映画、今年一番の作品で、今世紀最も優れた作品の一つだって。
置 換 =
置き換え不能。「一番」が副詞的に使われ、「クラスで一番速い・この中で一番背が高い・この夏一番暑い日・今年一番忙しい時期」など、三つ以上のもの・程度を比較して第1 位を表す🔗⭐🔉
置き換え不能。「一番」が副詞的に使われ、「クラスで一番速い・この中で一番背が高い・この夏一番暑い日・今年一番忙しい時期」など、三つ以上のもの・程度を比較して第1 位を表す場合、「最も」と置き換え可能。この場合「一番」が口語的表現で、「最も」が文章語。「しかし」を参照。
「一番初め〔終わり・ビリ〕・クラスで〔今年〕一番だ」など、それ自体が一つしかない場合や、「一番」が名詞で使われる場合、「最も」には置き換え不能。「最初・最後・最下位」な🔗⭐🔉
「一番初め〔終わり・ビリ〕・クラスで〔今年〕一番だ」など、それ自体が一つしかない場合や、「一番」が名詞で使われる場合、「最も」には置き換え不能。「最初・最後・最下位」などは、「一番最初・一番最後・一番最下位」などともいい、「最」が単数でないことを示している。この場合も「最も」は使えない。
「最高・最大・最新・最長」など、比較の結果は「一番〔最も〕高い」などと置き換え可能。例のように、程度の高いグループに属しているという意味の「最も」は、「一番」には置き換🔗⭐🔉
「最高・最大・最新・最長」など、比較の結果は「一番〔最も〕高い」などと置き換え可能。例のように、程度の高いグループに属しているという意味の「最も」は、「一番」には置き換え不能。「上・右・北・手前・真ん中」などは両方使えるが、「一番」は一つしかないもの、「最も」は、そのグループに属するもの・ほかにも同等のものがあることを意味する。「さいご」を参照。
補 足 =
「高級」は「中級・低級」と対応し、「品質・程度」などが、一般より高く、優れていること、「高等」は「中等・初等・下等」と対応し、抽象名詞について、「品位・等級・進化」など🔗⭐🔉
「高級」は「中級・低級」と対応し、「品質・程度」などが、一般より高く、優れていること、「高等」は「中等・初等・下等」と対応し、抽象名詞について、「品位・等級・進化」などの程度・段階の高さを示す。「上級」は「中級・下級・初級」に対応し、「上級機関・上級職・上級審・上級生」など、等級が上にあること、「上等」は実質的に品質・状態が、ほかより優れていることを表す。「すぐれる」を参照。
「高級品と言われて買ったお茶碗、上等なんだけど高級じゃないんだって」 など、広告で「高級品」といっても、そうでないものもある。「高級」なものは「贈り物・床の間を飾る物」🔗⭐🔉
「高級品と言われて買ったお茶碗、上等なんだけど高級じゃないんだって」 など、広告で「高級品」といっても、そうでないものもある。「高級」なものは「贈り物・床の間を飾る物」といった感じ、「上等」なものは、普段使う物としては、値も高いし質もよいといった感じを表す。「上等な出来映え・これだけできれば上等だ」も、普段の成績と比較している。
類義使分 ページ 251。