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移る : 人・物事の場所・時間・状態・性質などが別のそれへと変わっていく。🔗⭐🔉
移る : 人・物事の場所・時間・状態・性質などが別のそれへと変わっていく。
動く : 人・物事などの、全体・部分の位置・方向・状態・状況などが変わる。🔗⭐🔉
動く : 人・物事などの、全体・部分の位置・方向・状態・状況などが変わる。
【例】
この虫、動かないみたいだけど、こっちに移って見ると動いているよ。🔗⭐🔉
この虫、動かないみたいだけど、こっちに移って見ると動いているよ。
置 換 =
「動かない・動いている」は置き換え不能。「移って」は「動いて」に置き換わる。「移る」は「住所・戸籍・事務所・職場・所属・時代・風邪・匂 い」+「が移る」、「人や住まいが🔗⭐🔉
「動かない・動いている」は置き換え不能。「移って」は「動いて」に置き換わる。「移る」は「住所・戸籍・事務所・職場・所属・時代・風邪・匂 い」+「が移る」、「人や住まいが転勤や引っ越しで大阪から東京に・太陽や月などの天体が西に・約束の時間が明日に・心や気持ちが別の人やこと」+「に移る」などと使い、広い意味での場所・範囲が移動することを表す。
「動く」は「人・動物・心臓・天体」など、自分で動くもの、「頭・首・足腰・手指・乗り物・機械・人工衛星」など、動く機能を持っているが、人間の力・意志の働きで動くもの、「草🔗⭐🔉
「動く」は「人・動物・心臓・天体」など、自分で動くもの、「頭・首・足腰・手指・乗り物・機械・人工衛星」など、動く機能を持っているが、人間の力・意志の働きで動くもの、「草木などの植物・石などの鉱物・雲や霧などの自然現象・建築物や家具やお金など人間が作った物」など、動く機能はないが、「人間・地震・風・波」など力あるものによって動くもの、「心・気持ち・時代・社会・世の中・物価」など、人間の意志とは無関係に動くものに使われ、永久・永遠に動いているものもあるが、多くの場合は動く前・止まっている状態との比較で使われる。「止まる・動く」つまり静止と運動を繰り返すもので、場所・範囲が移動するものに使われるとき、「移る」の意味・使い方と重なる場合が生まれる。ものの存在地点・設置場所が移動するとき、「動く・移る」の両方が使われることになる。「うごき」「うつす」「かわる」を参照。
解 説 =
「移る」は「写る・映る」とも書き、「写る」は「この写真はよく写っている・よく写るカメラ・硬いペンで書いたあとが下の紙に写る・薄い紙をのせると下の絵が写る」など、「映る」🔗⭐🔉
「移る」は「写る・映る」とも書き、「写る」は「この写真はよく写っている・よく写るカメラ・硬いペンで書いたあとが下の紙に写る・薄い紙をのせると下の絵が写る」など、「映る」は「顔〔影・人の姿〕が鏡〔スクリーン・目〕に映る・赤い色が彼にはよく映る・みんなの目にはそれが高価なものに映った」など、基本的には「移る」と同じ移動をすること・移動した結果を表す。他動詞は「写真〔友達のノート・下絵〕を写す・顔〔影〕を鏡〔スクリーン〕に映す」など、何かを人間の意志で移動させること。ただ「移す」の場合の「風邪・時代・心」などは、人間の意志で移るかどうかは分からない。「時代を映す」は歴史家や小説家には可能でも、普通は「風俗〔流行〕は時代を映す鏡」といった人間の意志とは無関係の結果を表すことなる。「うつりかわる」を参照。
【例】
類義使分 ページ 306。