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「手際」には、「際」が境目・限界を意味し、プラス・マイナスの基準を示しているので、処理能力や処理した後の結果に対する善し悪し・合否の判断が入り、「手際がいい・すばらしい🔗⭐🔉
「手際」には、「際」が境目・限界を意味し、プラス・マイナスの基準を示しているので、処理能力や処理した後の結果に対する善し悪し・合否の判断が入り、「手際がいい・すばらしい手際」とは、てきぱきと仕事をこなす・包丁や道具を使う手さばきが並みの人間を越えているという意味。「悪い・ひどい」 も使うことができ、人並み以下というマイナス評価を示す。
解 説 =
「腕」が「腕前」と異なる点は、能力の基準を示すだけで、プラス評価が含まれていないこと。「料理をする腕がある・洋裁の腕は一人前だ」で、人に誇ることのできる・人に見せて恥ず🔗⭐🔉
「腕」が「腕前」と異なる点は、能力の基準を示すだけで、プラス評価が含まれていないこと。「料理をする腕がある・洋裁の腕は一人前だ」で、人に誇ることのできる・人に見せて恥ずかしくない能力があることを示し、「腕前」と同じ意味を表すが、「腕がある・腕がない」は自然な表現でも、「腕前」は「腕がある」のが当然なので、置き換えると不自然になる。
「腕が確かだ〔立つ・利く・いい・悪い〕・腕が上がる〔下がる・落ちる〕・腕を磨く〔上げる・下げる〕」のうち、「悪い・落ちる」は、合格ラインを下回っている。「腕を落とす」は🔗⭐🔉
「腕が確かだ〔立つ・利く・いい・悪い〕・腕が上がる〔下がる・落ちる〕・腕を磨く〔上げる・下げる〕」のうち、「悪い・落ちる」は、合格ラインを下回っている。「腕を落とす」は体の一部である腕を事故などで失うこと。ただ「腕」 は慣用的に使われることが多く、「腕がさえる〔なまる・鈍る・鳴る〕・腕(前)を振るう〔買う・見せる・競う・比べる〕・腕を貸す〔こまねく〕・腕に覚えがある〔よりをかける〕」などがある。「ぎじゅつ」「ほうほう」を参照。
類義使分 ページ 309。