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 大きな : 「大きい」の連体詞。抽象名詞・物理的大小の表せない名詞を修飾。🔗🔉

 大きな : 「大きい」の連体詞。抽象名詞・物理的大小の表せない名詞を修飾。 【例】

 夢は大きい方がいい。でも大きな夢が大きな失望になることもある。🔗🔉

 夢は大きい方がいい。でも大きな夢が大きな失望になることもある。 置 換 =

 置き換え不能。連体修飾節の中で述語になる場合は、一般に「大きい」が使われる。「大きい・大きな」の違いは使い方にあり、意味する内容は同じ。直接名詞を修飾する場合、対象の全🔗🔉

 置き換え不能。連体修飾節の中で述語になる場合は、一般に「大きい」が使われる。「大きい・大きな」の違いは使い方にあり、意味する内容は同じ。直接名詞を修飾する場合、対象の全体を見たり聞いたりして、平均的な数値や比較する基準より、「広さ・高さ・太さ・厚さ・長さ」などがあると感じると、「大きい」が使われる。「おおげさだ」「ながい」「ひろげる」を参照。

 「希望・計画・成功・利益・損害・被害・災害・戦争・事故・事件・問題・失敗・責任・負担・感動・恩恵」などの抽象名詞の場合、その程度・規模が数量化できると感じる場合は「大き🔗🔉

 「希望・計画・成功・利益・損害・被害・災害・戦争・事故・事件・問題・失敗・責任・負担・感動・恩恵」などの抽象名詞の場合、その程度・規模が数量化できると感じる場合は「大きい」、できないと感じる場合は「大きな」が普通使われる。「あらい」「せまい」「ふえる」「やすい」を参照。 補 足 =

 「でかい」は「でっかい」ともいい、「大きい・大きな」の俗語的表現で男性語。「小さい・小さな」は「大きい・大きな」に対応する反対語。🔗🔉

 「でかい」は「でっかい」ともいい、「大きい・大きな」の俗語的表現で男性語。「小さい・小さな」は「大きい・大きな」に対応する反対語。

 「細かい」と「細かな」は品詞の違いはあっても、意味はほとんど同じで、あえて違いを挙げれば、「細かな」の方がより口語的で、「粒・破片・雪・砂・お金・とげ」など、物質には「🔗🔉

 「細かい」と「細かな」は品詞の違いはあっても、意味はほとんど同じで、あえて違いを挙げれば、「細かな」の方がより口語的で、「粒・破片・雪・砂・お金・とげ」など、物質には「細かい」が多く用いられ、「文字・模様・編み目・縫い目・細工・計算・事情・訳・点・心遣い・揺れ・震え」などには「細かな」がよく使われる。文字を物質的にとらえると「細かい文字」、美醜の評価まで入る書き方まで含めると「細かな文字」といった使い分けはある。

類義使分 ページ 345