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 行為 : 人間の精神活動をも含む個人的な行動で、特に結果を重視する。🔗🔉

 行為 : 人間の精神活動をも含む個人的な行動で、特に結果を重視する。

 行い : 抽象的な日常の活動全体。常識・道徳から行動を判断したもの。🔗🔉

 行い : 抽象的な日常の活動全体。常識・道徳から行動を判断したもの。 【例】

 課長の行動おかしくありませんか。机の前にじっとしてないんです。🔗🔉

 課長の行動おかしくありませんか。机の前にじっとしてないんです。 置 換 =

 置き換え不能。「行為」は「不正〔慈善・英雄的・人間らしい〕行為」など、結果から見た判断が伴う。「世の中のためになる〔規律を乱す〕行動」なら、「行為・行い」と置き換えるこ🔗🔉

 置き換え不能。「行為」は「不正〔慈善・英雄的・人間らしい〕行為」など、結果から見た判断が伴う。「世の中のためになる〔規律を乱す〕行動」なら、「行為・行い」と置き換えることができる。「行動」は手足などを実際に動かしてする場合、「行為」はそれがためになる・乱すことであったという、その個人に対する判断、「行い」はその行為者全体に対する善悪の価値判断が入る。「うごき」「おこなう」「たいど」「よしあし」「れいぎ」を参照。 補 足 =

 「振る舞い」はその場そのときの「行い」で、態度に近い意味を持ち、周囲との人間関係からくる評価の視点がある。「行いが悪い」はその人の人格と関係するが、「振る舞いが悪い」は🔗🔉

 「振る舞い」はその場そのときの「行い」で、態度に近い意味を持ち、周囲との人間関係からくる評価の視点がある。「行いが悪い」はその人の人格と関係するが、「振る舞いが悪い」は目の前の人が誰であるかによって変わる。「勝手な振る舞いをする・勝手に振る舞う」など、その振る舞いを周囲の人達が判断して、自分勝手な奴だと思うこと。「振る舞う」には、客にご馳走・酒を出してもてなすという意味もある。「言動」は「言動を慎む」と使い、言葉と行動、「言行」は「言行一致」と使って、言葉と行い。「挙動」はそのときの行動で、「挙動が怪しい〔疑わしい〕・挙動不審」といった使い方をする。

 「品行」は「品行方正」など、道徳面から見た行い。「操行」は「操行点・操行不良」など、学校などの規則に従ったかどうかという観点から見た、その人の行動・生活態度。「素行」は🔗🔉

 「品行」は「品行方正」など、道徳面から見た行い。「操行」は「操行点・操行不良」など、学校などの規則に従ったかどうかという観点から見た、その人の行動・生活態度。「素行」は「素行が悪い」など、良し悪しの観点から見た、その人の日ごろ・日常の行動。「行状」は「行状不審」など、日ごろ・日常の行い、「身持ち」は「身持ちが悪い」など、人間としての生活態度・行い。特に男女関係について使う。「身持ち」以外はすべて文章語。

 「ふしだらだ」は「ふしだらな生活〔人〕・ふしだらをしでかす」など、見た目がだらしなく、品行が悪い様子。「淫らだ」は「淫らな関係〔風俗〕・淫らに遊び暮らす」など、性に関し🔗🔉

 「ふしだらだ」は「ふしだらな生活〔人〕・ふしだらをしでかす」など、見た目がだらしなく、品行が悪い様子。「淫らだ」は「淫らな関係〔風俗〕・淫らに遊び暮らす」など、性に関して慎みのない様子。「不身持ちだ」は身持ちが悪い・浮気をすること。「不品行だ」は品行が悪いこと。以上すべて異性関係での乱れを指すマイナス評価の言葉。「いやらしい」「なさけない」を参照。

類義使分 ページ 569