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「告げる」は文章語で、告げる内容は「知らせる」とほぼ一致するが、「新年の到来を告げる除夜の鐘・梅の開花を告げるニュース・急を告げる手紙・試験の日時を告げる掲示・開会を告🔗⭐🔉
「告げる」は文章語で、告げる内容は「知らせる」とほぼ一致するが、「新年の到来を告げる除夜の鐘・梅の開花を告げるニュース・急を告げる手紙・試験の日時を告げる掲示・開会を告げる声・時計が時刻を告げる・花便りが満開を告げる」といった使い方をし、「知らせる」に置き換わって日常語になるが、「時を告げる鐘・鐘が時を告げる」を「鐘で時を告げる」とは言わない。この場合「告げる」主体は人間になってしまう。「いう」を参照。
「相手に承諾の意〔名前・考え・気持ち・検査結果・病名・旅行に出ること〕を知らせる」など、主体が人間の場合は「告げる・伝える」に置き換わるが、「暇 〔別れ〕を告げる」とい🔗⭐🔉
「相手に承諾の意〔名前・考え・気持ち・検査結果・病名・旅行に出ること〕を知らせる」など、主体が人間の場合は「告げる・伝える」に置き換わるが、「暇 〔別れ〕を告げる」といった、情報の内容などではなく、「別れる」という行為を表している場合は「知らせる・伝える」には置き換わらない。「別れること・暇すること」をなら「知らせる・伝える」は可能。「あらわす」を参照。
補 足 =
「伝わる」は「伝える」の自動詞。伝えた結果か、「温もりがコートを通して伝わる・やさしさが肌に伝わる・縁側を伝わり梯子で二階に上がる」など、自然・意志のない表現、何かを経🔗⭐🔉
「伝わる」は「伝える」の自動詞。伝えた結果か、「温もりがコートを通して伝わる・やさしさが肌に伝わる・縁側を伝わり梯子で二階に上がる」など、自然・意志のない表現、何かを経由することを表す。「伝う」は「鳥が枝から枝を伝ってさえずる・綱渡りの人がロープを伝って歩く・樋を伝って二階に上がる・しずくがグラスを伝って落ちる・庭石を伝って玄関に行く」など、連続(点在)する物(の上)を少しずつ移動すること。「うつす」を参照。
類義使分 ページ 674。