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 「特殊だ」は「特別だ」に「殊に」の意味をプラスしたもの。例えば「特別加工」は「一般加工」にプラス・アルファされた加工で、料金が高くなる・速くできるといったニュアンスしか🔗🔉

 「特殊だ」は「特別だ」に「殊に」の意味をプラスしたもの。例えば「特別加工」は「一般加工」にプラス・アルファされた加工で、料金が高くなる・速くできるといったニュアンスしかないが、「特殊」に置き換えると、同様の加工法の中では一際異なった・珍しい、ほかでは真似のできない技術・素材を使ったという点が強調される。副詞として使われることはない。ほかに「特殊学校」など、平均水準よりズレがあるため、特別扱いする必要があるといった場合にも使われる。「じぶん」を参照。

 「格別だ」は「特別だ」に、物事の程度が著しいという「非常に」の意味が加わった文章語。固定した言い回し以外の「特別」とすべての場合に置き換わるが、ややオーバーな表現になる🔗🔉

 「格別だ」は「特別だ」に、物事の程度が著しいという「非常に」の意味が加わった文章語。固定した言い回し以外の「特別」とすべての場合に置き換わるが、ややオーバーな表現になる。また「用があるというなら格別、風邪を引いているのだから出かけない方がいい」など、「〜なら格別」で「もし〜なら話は別だが」という古い使い方がある。「きわめて」「とても」を参照。

 「格段(に・と)」は「格段の進歩〔差・違い・相違・取り計らい〕・格段に優れている・格段上等の品物・雨上がり、野山の緑が格段と美しい」など、「格別だ」に「数段階の差がある・🔗🔉

 「格段(に・と)」は「格段の進歩〔差・違い・相違・取り計らい〕・格段に優れている・格段上等の品物・雨上がり、野山の緑が格段と美しい」など、「格別だ」に「数段階の差がある・一段と」などをプラスした文章語。

 「殊のほか」は「贈り物は殊のほかお喜びでした・みんな頑張ったので引っ越しは殊のほか速く終わった・試験の結果は殊のほかよかった」など、「殊に」に「思いの外・意外にも」をプ🔗🔉

 「殊のほか」は「贈り物は殊のほかお喜びでした・みんな頑張ったので引っ越しは殊のほか速く終わった・試験の結果は殊のほかよかった」など、「殊に」に「思いの外・意外にも」をプラスした文章語。「ほか」を参照。

類義使分 ページ 844