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広辞苑の検索結果 (1)

いな‐や【否や】🔗🔉

いな‐や否や】 (感動詞イナに疑問の終助詞ヤの付いたもの) [一]〔感〕 ①そうするかしないか。どうであろうか。枕草子101「思ふべしや、―。人、第一ならずはいかに」 ②いやいや。いやもう。古今和歌集雑体「―思はじ思ふかひなし」 ③いやこれは。さてもさても。堤中納言物語「―こは誰ぞ」 [二]〔副〕 (「…や―」の形で)そうするかしないかのうちに。ただちに。橋弁慶「胎内を下るるや―に池のみぎはに立ち寄りて」。「聞くや―、家を飛び出した」 [三]〔名〕 ([一]の名詞化)不承知。異議。また、諾否の返事。花暦八笑人「私ばかり―を申しましては」。「―を聞く」

大辞林の検索結果 (2)

いな-や【否や】🔗🔉

いな-や [1] 【否や】 ■一■ (名) 〔■二■ の用法の転〕 (1)不承知。異議。「今さら―は言わせない」 (2)諾否。「―を問う」 ■二■ (感) (1)拒否や否定の気持ちを表す語。いやいや。「思へども思はずとのみ言ふなれば―思はじ思ふかひなし/古今(雑体)」 (2)意外な事態に驚いて,受け入れ難い気持ちで発する語。これはどうしたことだ。何とまあ。「―,かくは思はざりつ/今昔 23」

いな-や【否や】🔗🔉

いな-や 【否や】 (連語) ⇒やいなや ⇒といなや

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