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広辞苑の検索結果 (3)
さん‐たい【三諦】🔗⭐🔉
さん‐たい【三諦】
〔仏〕(サンダイとも。「諦」は真理の意)天台宗で説く三種の真理。一切存在は空であるという空諦と、一切存在は縁起によって仮に存在するという仮諦けたいと、一切存在は空・仮を超えた絶対のものであるという中諦。空仮中くうげちゅう。この三諦を観ずるのが三観。
⇒さんたい‐えんゆう【三諦円融】
⇒さんたい‐そくぜ【三諦即是】
さんたい‐えんゆう【三諦円融】‥ヱン‥🔗⭐🔉
さんたい‐えんゆう【三諦円融】‥ヱン‥
〔仏〕存在の真実相は、三諦がばらばらではなく、完全に融合一体化しているということ。天台宗の説。円融三諦。
⇒さん‐たい【三諦】
さんたい‐そくぜ【三諦即是】🔗⭐🔉
さんたい‐そくぜ【三諦即是】
三諦は本来融通・不二であること。平家物語2「―の秋の月もくもれり」
⇒さん‐たい【三諦】
大辞林の検索結果 (1)
さん-たい【三諦】🔗⭐🔉
さん-たい [0] 【三諦】
〔「さんだい」とも〕
〔仏〕 天台宗の根本教義の一。空・仮・中の三つの真理。すなわち,この世の事物はすべて実体ではないとする空諦,すべて縁起によって生じた現象であるとする仮諦,すべては空・仮を超えた絶対的真実であるとする中諦の総称。三諦は孤立して成立するのではなく,同時に一つの真理として成立するもので,それを三諦円融という。空仮中。
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