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広辞苑の検索結果 (8)

ふ‐じょう【不浄】‥ジヤウ🔗🔉

ふ‐じょう不浄‥ジヤウ ①清浄でないこと。けがれていること。「―の金」 ②月経。蜻蛉日記「かくほどもなく―のことあるを」 ③大小便。醒睡笑「見れば―をになへり」 ④便所。「御―」 ⇒ふじょう‐かん【不浄観】 ⇒ふじょう‐しょ【不浄所】 ⇒ふじょう‐せっぽう【不浄説法】 ⇒ふじょう‐ば【不浄場】 ⇒ふじょう‐もん【不浄門】 ⇒ふじょう‐やくにん【不浄役人】

ふじょう‐かん【不浄観】‥ジヤウクワン🔗🔉

ふじょう‐かん不浄観‥ジヤウクワン 〔仏〕身体や外界の不浄を観じ、それによって執着を断ちきろうとする観法。特に死体が腐敗していく過程を心中に観ずること。原始仏教以来、盛んに修される。 ⇒ふ‐じょう【不浄】

ふじょう‐しょ【不浄所】‥ジヤウ‥🔗🔉

ふじょう‐しょ不浄所‥ジヤウ‥ ①きたない所。不潔な所。 ②便所。不浄場。 ⇒ふ‐じょう【不浄】

ふじょう‐せっぽう【不浄説法】‥ジヤウ‥ポフ🔗🔉

ふじょう‐せっぽう不浄説法‥ジヤウ‥ポフ 〔仏〕邪法を説くこと。また、自己の名誉・利益のためにする説法。 ⇒ふ‐じょう【不浄】

ふじょう‐ば【不浄場】‥ジヤウ‥🔗🔉

ふじょう‐ば不浄場‥ジヤウ‥ 便所。 ⇒ふ‐じょう【不浄】

ふじょう‐もん【不浄門】‥ジヤウ‥🔗🔉

ふじょう‐もん不浄門‥ジヤウ‥ 武家屋敷などで、人糞尿汲取人や死者などを出入させる門。いみもん。 ⇒ふ‐じょう【不浄】

ふじょう‐やくにん【不浄役人】‥ジヤウ‥🔗🔉

ふじょう‐やくにん不浄役人‥ジヤウ‥ 罪人捕縛にあたる役人。捕吏。おかっぴき。 ⇒ふ‐じょう【不浄】

ふ‐ぞう【不浄】‥ザウ🔗🔉

ふ‐ぞう不浄‥ザウ (ザウはジャウの直音化) ⇒ふじょう。蜻蛉日記「こよひより―なることあるべし」

大辞林の検索結果 (11)

ふ-じょう【不浄】🔗🔉

ふ-じょう ―ジヤウ [0] 【不浄】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ 心身がきよらかでないこと。けがれていること。また,そのさま。「―の身」「―な金」 ■二■ (名) (1)月経。「かくてほどもなく,―のことあるを/蜻蛉(中)」 (2)大小便。下肥(シモゴエ)。「見れば―をになへり/咄本・醒睡笑」 (3)便所。ごふじょう。

ふじょう-かん【不浄観】🔗🔉

ふじょう-かん ―ジヤウクワン [2] 【不浄観】 〔仏〕 肉体をはじめ,この世界が汚れたものであることを観じて,煩悩を打ち消す修行法。主に肉体が死後,腐敗して白骨に変化する過程を観ずる。

ふじょう-こうろ【不浄香炉】🔗🔉

ふじょう-こうろ ―ジヤウカウ― [4] 【不浄香炉】 便所に置く,猫・みみずく・鳴き鴨などをかたどった香炉。

ふじょう-しょ【不浄所】🔗🔉

ふじょう-しょ ―ジヤウ― [0][4] 【不浄所】 (1)けがれた所。 (2)便所。不浄場。

ふじょう-せっぽう【不浄説法】🔗🔉

ふじょう-せっぽう ―ジヤウ―ポフ [4] 【不浄説法】 名聞・利欲のためにする説法。また,邪法を説法すること。

ふじょう-なわ【不浄縄】🔗🔉

ふじょう-なわ ―ジヤウナハ [2] 【不浄縄】 死者を竪棺に納める際,首と膝(ヒザ)とを結ぶ縄。ごくらくなわ。

ふじょう-にち【不浄日】🔗🔉

ふじょう-にち ―ジヤウ― [2] 【不浄日】 ⇒不成就日(フジヨウジユニチ)

ふじょう-ば【不浄場】🔗🔉

ふじょう-ば ―ジヤウ― [0] 【不浄場】 「不浄所(フジヨウシヨ)」に同じ。

ふじょう-もん【不浄門】🔗🔉

ふじょう-もん ―ジヤウ― [2] 【不浄門】 江戸時代,大名・旗本などの屋敷の練り塀に設けた,戸板一枚ほどのくぐり門。糞尿汲み取り人や死者・罪人などを出入りさせる門。いみもん。

ふじょう-やくにん【不浄役人】🔗🔉

ふじょう-やくにん ―ジヤウ― [4] 【不浄役人】 罪人をつかまえたり,断罪したりする役人。また,その人をののしっていう語。

ふじょう【不浄の】(和英)🔗🔉

ふじょう【不浄の】 impure;→英和 dirty;→英和 ill-gotten.

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