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広辞苑の検索結果 (2)
にんげん‐がく【人間学】🔗⭐🔉
にんげん‐がく【人間学】
(anthropology)人間の存在と本質を明らかにしようとする学問。カントは人間学を実践的と生理的とに分けたが、前者は哲学的人間学として発展し、後者は人間を生物学的に研究する人類学(原語は同一)として発達した。これらとは別に心理学・教育学・政治学・芸術などの見地からの人間学もある。→人類学→文化人類学。
⇒にん‐げん【人間】
にんげんがくてき‐しょうめい【人間学的証明】🔗⭐🔉
にんげんがくてき‐しょうめい【人間学的証明】
(anthropological argument)デカルトの唱えた神の存在証明の一つ。われわれが自らを不完全だと知るのは最完全者たる神の観念との比較にもとづく。しかるに不完全なわれわれが最完全者の観念を自ら生みだすことはできないから、われわれの外に最完全者たる神が存在していてその観念をわれわれに与えなければならない。故に神は必然的に存在するという論証。人性論的証明。
⇒にん‐げん【人間】
大辞林の検索結果 (3)
にんげん-がく【人間学】🔗⭐🔉
にんげん-がく [3] 【人間学】
〔anthropology〕
〔哲〕 人間の心身の本質を論究する哲学的考察。宇宙における人間の位置,人間の身体や気質,魂や精神などの在り方を研究し,古来哲学の一部門をなす。これと区別される現代の科学的人間学は人類学と呼ばれる。アントロポロギー。
にんげん-がくてき-しょうめい【人間学的証明】🔗⭐🔉
にんげん-がくてき-しょうめい [0] 【人間学的証明】
〔哲〕 デカルトによる神の存在証明。我々が完全者たる神という観念を有して存在していることは疑えない。しかるに完全者の観念を不完全な存在たる我々が与えることはできぬから,その原因として完全者たる神が必然的に存在する,というもの。人性論的証明。
→神の存在証明
にんげん-がくてき-しんりがく【人間学的心理学】🔗⭐🔉
にんげん-がくてき-しんりがく [11] 【人間学的心理学】
人間の全体性や主体性を重視し,生きる意味や価値などの問題を追究する心理学。精神分析・行動主義に対する第三の勢力として主張された。人間性心理学。
広辞苑+大辞林に「人間学」で始まるの検索結果。