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広辞苑の検索結果 (1)

つか・う【使う・遣う】ツカフ🔗🔉

つか・う使う・遣うツカフ 〔他五〕 (「仕ふ」の他動詞形)あるじの意向に添わせて、いろいろの用をさせる。 ①あるじとして意向に従わせる。竹取物語「おのが身は、この国に生まれて侍らばこそ―・ひ給はめ」 ②用事をさせる。雇って働かせる。使役する。続日本紀30「此の心知りて汝―・へと勅のりたまひし」。宇津保物語藤原君「妻も設けずつかひ人も―・はぬ人あり」。「立っている者は親でも―・え」 ③用にあてる。役立たせる。竹取物語「野山にまじりて竹をとりつつよろづのことに―・ひけり」。「卵を―・った料理」「車を―・って通う」 ④(心を)はたらかせる。源氏物語末摘花「すきずきしきかたに疑ひ寄せ給ふにこそあらめ。さりとも短き心はえ―・はぬものを」。「気を―・う」 ⑤それによって用を足すための動作をする。栄華物語初花「あかき扇をひろめかして―・ひて」。御伽草子、蛤の草子「潮うしおをむすび、手水ちようずを―・ひつつ申しけるは」。日葡辞書「テヲツカウ」。「弁当を―・う」「湯を―・う」 ⑥あやつる。操作する。枕草子195「ことばの文字いやしう―・ひたるこそ、よろづのことよりまさりてわろけれ」。源氏物語帚木「げに、その匂ひさへ花やかにたち添へるもすべなくて、逃げめを―・ひて」。「手品を―・う」 ⑦ついやす。消費する。宇津保物語忠乞「田畑売りつくして数知らず―・ひ給へば、限りなき財たからといへど貧しくなりぬ」。宇治拾遺物語4「寺物を心のままに―・ひたる諸寺の別当の地獄のむかへこそ思ひやらるれ」。「時間を有効に―・う」 ⑧ある手段を用いる。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「廻り金のなき時は、気転を利かせ表裏を―・ひ、主人の金を手前へ加へ」。「居留守を―・う」「仮病を―・う」「賄賂わいろを―・う」 ◇広く一般には「使」を用いる。金銭をつかう、心を働かせる、技や術を巧みに操る意のとき「遣」も用いるが、動詞形では、「気遣う」以外は「使」がふつうになっている。

大辞林の検索結果 (2)

つか・う【使う・遣う】🔗🔉

つか・う ツカフ [0] 【使う・遣う】 (動ワ五[ハ四]) (1)ある目的のために物や体を利用する。《使》「サッカーでは手を―・ってはいけない」「通勤に車を―・う」 (2)物を,それ本来の用途に用いる。《使》「扇子を―・う」「食後に楊枝を―・う」 (3)手段として術・技(ワザ)を行う。「トリックを―・う」「仮病を―・う」「居留守を―・う」 (4)頭脳・神経などを働かせる。「頭を―・え」「対人関係に神経を―・う」 (5)物・金・時間などを費やす。消費する。「この冬は石油を去年の倍も―・った」「時間をうまく―・う」「体力を―・う仕事」 (6)ある行為をする。「手水(チヨウズ)を―・う」「弁当を―・う」「産湯(ウブユ)を―・う」 (7)人などを働かせる。(ア)人を働かせて自分の目的を果たす。また,奉仕させる。《使》「人を―・って急いで仕上げる」「頼朝をたのまば助けて―・はんはいかに/平家 12」(イ)人形・動物などを自分の意図どおりに動かす。あやつる。《遣》「猿を―・う」「蛇を―・う」「文楽の人形を―・う」 [可能] つかえる [慣用] 顎(アゴ)で―・色目を―・気を―・空(ソラ)を―・出しに―/馬鹿と鋏は使いよう

つかう【使う】(和英)🔗🔉

つかう【使う】 [使用]use;→英和 [雇用]employ;→英和 keep;→英和 [消費]use;spend;→英和 [取り扱う]work[operate];→英和 handle;→英和 manipulate;→英和 practice.→英和

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