こうみょう‐しんごん【光明真言】_{クワウミヤウ‥} 密教で唱える真言の一つ。唵_おん阿謨伽_あぼきゃ尾盧左曩_{べいろしゃのう}摩訶母捺囉麽抳_{まかぼたらまに}鉢納麽_はんどま入嚩攞_じんばら鉢囉韈哆野_{はらばりたや}吽_うん。これを誦すれば一切の罪業を除くという。土砂加持_{どしゃかじ}に用いる。→梵字（図）。 ⇒こう‐みょう【光明】

こうみょう-しんごん クワウミヤウ― [5] 【光明真言】 〔仏〕 密教の呪文である真言の一。これを唱えることによって一切の罪や悪事を取り除き，また死者を成仏せしめるとする。また，この真言で加持した土砂を死体や墓にかけると，極楽往生すると信じられた。全文は，(オン)阿謨伽(アボキヤ)尾盧左曩(ベイロシヤノウ)摩訶母捺(マカボダラ)(マニ)鉢納(ハンドマ)入(ジンバラ)鉢韈野(ハラバリタヤ)吽(ウン)。不空灌頂光真言。