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広辞苑の検索結果 (2)

とうじ【刀自】🔗🔉

とうじ刀自⇒とじ。伊勢物語「家―」

とじ【刀自】🔗🔉

とじ刀自】 (トヌシ(戸主)の約。「刀自」は万葉仮名) ①家事をつかさどる女性。とうじ。万葉集20「いませ母―面おめ変りせず」 ②主に年輩の女性を敬意を添えて呼ぶ語。名前の下に付けても用いる。欽明紀「青海夫人おおとじ」。宇治拾遺物語3「女―は耄いて雀かはるる」 ③禁中の御厨子所みずしどころ・台盤所だいばんどころ・内侍所ないしどころに奉仕した女房。下臈げろうの女官。 ④他人に仕えて家事をつかさどる女性。いえとうじ。栄華物語若枝「宮々の―専女おさめにても」

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とうじ【刀自】🔗🔉

とうじ [1] 【刀自】 「とじ(刀自)」の転。

とじ【刀自】🔗🔉

とじ 【刀自】 〔戸主(トヌシ)の意。「刀自」は当て字〕 (1)一家の主婦。いえとじ。「我(ア)が子の―を/万葉 723」 (2)老女の尊称。とうじ。「いませ母―面変はりせず/万葉 4342」 (3)他家に仕えて雑役をする女。「宮々の―・をさめにても/栄花(若生え)」 (4)宮中の台盤所・御厨子所(ミズシドコロ)・内侍所などに仕えた下級の女官。「台盤所の―といふ者の/枕草子 138」

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