しぞく‐じゅさん【士族授産】 明治維新後、職を失った士族の救済のため政府や府県が行なった農・工・商への就業奨励策。多くの援助がなされたがほとんど失敗に帰した。 ⇒し‐ぞく【士族】

しぞく-じゅさん [4] 【士族授産】 明治維新後，秩禄処分などで困窮した士族に対して政府や府県庁が行なった一連の救済策。事業資金の貸し付け，官有荒蕪地(コウブチ)の低額払い下げ，北海道移住の奨励など。