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広辞苑の検索結果 (30)

くながい【婚】クナガヒ🔗🔉

くながいクナガヒ (一説、クナカイ)くなぐこと。交合。まぐわい。日本霊異記「天皇、后と大安殿に寝て―し給へる時」

くな・ぐ【婚ぐ】🔗🔉

くな・ぐ婚ぐ】 〔自四〕 (一説、クナク)性交する。交合する。〈類聚名義抄〉

こん‐い【婚衣】🔗🔉

こん‐い婚衣】 繁殖期に美しく変じた鳥の羽衣うい。繁殖期がすむと抜けかわって元に戻る。普通、雄に著しい。生殖羽。

こん‐いん【婚姻】🔗🔉

こん‐いん婚姻】 結婚すること。夫婦となること。一対の男女の継続的な性的結合を基礎とした社会的経済的結合で、その間に生まれた子供が嫡出子として認められる関係。民法上は、戸籍法に従って届け出た場合に成立する。 ⇒こんいん‐しょく【婚姻色】 ⇒こんいん‐てきれい【婚姻適齢】 ⇒こんいん‐とどけ【婚姻届】 ⇒こんいん‐のうりょく【婚姻能力】 ⇒こんいん‐よやく【婚姻予約】

こんいん‐しょく【婚姻色】🔗🔉

こんいん‐しょく婚姻色】 動物における認識色の一種で、繁殖期に出現する目立つ体色。魚類・両生類・爬虫類・鳥類などに見られる。ホルモンの作用で発現し、トゲウオの雄が腹面に赤みをおびるなど、性行動のリリーサーにもなる。 ⇒こん‐いん【婚姻】

こんいん‐てきれい【婚姻適齢】🔗🔉

こんいん‐てきれい婚姻適齢】 法律上有効に婚姻をなしうる年齢。民法では、男は満18歳以上、女は満16歳以上。 ⇒こん‐いん【婚姻】

こんいん‐とどけ【婚姻届】🔗🔉

こんいん‐とどけ婚姻届】 婚姻が有効に成立するために必要な手続。当事者の本籍地または所在地の市区町村長に対し、通常は、当事者双方および成年の証人二人が署名・押印した書面によって行う。 ⇒こん‐いん【婚姻】

こんいん‐のうりょく【婚姻能力】🔗🔉

こんいん‐のうりょく婚姻能力】 〔法〕法律上有効に婚姻をなしうる精神的能力。未成年者は、婚姻適齢に達するまでは婚姻できない。 ⇒こん‐いん【婚姻】

こんいん‐よやく【婚姻予約】🔗🔉

こんいん‐よやく婚姻予約】 〔法〕 ①将来婚姻をなすべき契約。婚約。 ②日本の判例では内縁関係の意。 ⇒こん‐いん【婚姻】

こん‐か【婚家】🔗🔉

こん‐か婚家】 婚姻によって嫁あるいは婿の入籍した家。「―から里帰りする」

こん‐か【婚嫁】🔗🔉

こん‐か婚嫁】 えんづき。よめいり。

こん‐がい【婚外】‥グワイ🔗🔉

こん‐がい婚外‥グワイ 婚姻関係にない男女関係。 ⇒こんがい‐し【婚外子】

こんがい‐し【婚外子】‥グワイ‥🔗🔉

こんがい‐し婚外子‥グワイ‥ (→)非嫡出子に同じ。 ⇒こん‐がい【婚外】

こん‐き【婚期】🔗🔉

こん‐き婚期】 結婚に適当な年頃。

こん‐ぎ【婚儀】🔗🔉

こん‐ぎ婚儀】 結婚の儀式。婚礼。

こん‐こう【婚媾】🔗🔉

こん‐こう婚媾】 夫婦の縁組。「婚」は新しい縁組、「媾」はすでに縁組した家と重ねて縁組すること。

こん‐ごう【婚合】‥ガフ🔗🔉

こん‐ごう婚合‥ガフ 男女の交接。媾合。交合。

こん‐しゅ【婚娶】🔗🔉

こん‐しゅ婚娶】 よめいりとよめとり。夫婦の縁組。

こん・する【婚する】🔗🔉

こん・する婚する】 〔自サ変〕[文]婚す(サ変) 夫婦の縁を結ぶ。結婚する。

こんせい‐し【婚生子】🔗🔉

こんせい‐し婚生子】 (婚外子に対していう)(→)嫡出子に同じ。婚内子。

こん‐やく【婚約】🔗🔉

こん‐やく婚約】 結婚の約束をすること。また、その約束。

こん‐ゆう【婚遊】‥イウ🔗🔉

こん‐ゆう婚遊‥イウ みだらな遊びをすること。淫楽。源平盛衰記30「玄肪―し給へり」

こん‐れい【婚礼】🔗🔉

こん‐れい婚礼】 結婚の儀式。結婚式。婚儀。「―をととのえる」

ま・く【枕く・婚く・纏く】🔗🔉

ま・く枕く・婚く・纏く】 〔他四〕 ①枕とする。古事記「玉手さし―・きもも長に寝をし寝せ」 ②(後にマグとも)抱いて寝る。共寝をする。結婚する。古事記「誰をし―・かむ」。宇治拾遺物語9「人の妻―・くものあり」

みと‐あたわ・す【婚はす】‥アタハス🔗🔉

みと‐あたわ・す婚はす‥アタハス 〔自四〕 (トは入口。陰部の意。アタハスはアタフの尊敬語)交合なさる。結婚なさる。古事記「先の期ちぎりの如く―・しつ」

よばい【婚】ヨバヒ🔗🔉

よばいヨバヒ (ヨ(呼)バフの連用形から) ①求婚すること。言い寄ること。古事記「さ―にあり立たし―にあり通はせ」 ②(「夜這」と当てる)夜、恋人のもとへ忍んで行くこと。相手の寝所へ忍び入ること。 ⇒よばい‐びと【婚人】 ⇒よばい‐ぶみ【婚文】 ⇒よばい‐ぼし【婚星・夜這星】

よばい‐びと【婚人】ヨバヒ‥🔗🔉

よばい‐びと婚人ヨバヒ‥ 求婚する人。大和物語「―どもを呼びにやりて」 ⇒よばい【婚】

よばい‐ぶみ【婚文】ヨバヒ‥🔗🔉

よばい‐ぶみ婚文ヨバヒ‥ 求婚の意を述べた手紙。艶書。いろぶみ。懸想文けそうぶみ。宇津保物語藤原君「―のやまと歌なきは」 ⇒よばい【婚】

よばい‐ぼし【婚星・夜這星】ヨバヒ‥🔗🔉

よばい‐ぼし婚星・夜這星ヨバヒ‥ 流星りゅうせいの異称。〈[季]秋〉。枕草子254「星は…―、すこしをかし」 ⇒よばい【婚】

[漢]婚🔗🔉

 字形  筆順 〔女部8画/11画/常用/2607・3A27〕 〔音〕コン(呉)(漢) [意味] 夫婦の縁組みをする。よめいり。むことり。「婚約・婚嫁・結婚・新婚」 [解字] 形声。「昏」(=夕暮れ)が音符。古くは、「昏」を縁組みの意に用いた。婚礼は夕暮れから行われたことによるという。のち「女」を加えた。は異体字。 [下ツキ 既婚・求婚・許婚・金婚式・銀婚式・結婚・再婚・雑婚・重婚・初婚・新婚・成婚・早婚・破婚・晩婚・未婚・乱婚・離婚

大辞林の検索結果 (34)

くながい【婚】🔗🔉

くながい クナガヒ 【婚】 男女が交わること。まぐわい。「天皇,后と大安殿に寝て―したまへる時/霊異記(上訓)」

くなが・う【婚ふ】🔗🔉

くなが・う クナガフ 【婚ふ】 (動ハ四) 男女が交わる。まぐわう。「夢に天女の像に―・ふ/霊異記(中訓)」

くな・ぐ【婚ぐ】🔗🔉

くな・ぐ 【婚ぐ】 (動ガ四) 男女が交わる。交合する。「妻をば―・がれて/続古事談 1」

こん-い【婚衣】🔗🔉

こん-い [1] 【婚衣】 鳥類の繁殖期に出現する美しい羽毛。雄に顕著。婚羽。生殖羽。

こん-いん【婚姻】🔗🔉

こん-いん [0] 【婚姻】 (1)結婚すること。夫婦となること。社会的に承認されて,男性が夫として,女性が妻として両性が結合すること。 (2)法律上,一組の男女が合意に基づいて婚姻届を提出し,夫婦となること。両者が婚姻適齢にあること,重婚や近親婚でないこと,女性が離婚したあと一定の期間以上経過していることなどを要件とする。

こんいん-しょく【婚姻色】🔗🔉

こんいん-しょく [3] 【婚姻色】 動物の繁殖期に限って現れる体色。魚類・両生類・爬虫類などに見られる。広義には,鳥類の婚衣も含む。普通,雄に発現し,異性の認知・生殖行動の刺激に役立つ。

こんいん-てきれい【婚姻適齢】🔗🔉

こんいん-てきれい [5] 【婚姻適齢】 法律により婚姻が認められる年齢。民法は,男子満一八歳以上,女子満一六歳以上と定める。

こんいん-とどけ【婚姻届】🔗🔉

こんいん-とどけ [5] 【婚姻届】 婚姻の効力を発生させるため,戸籍法の定めによって行う届け出。また,その書類。結婚届。

こんいん-のうりょく【婚姻能力】🔗🔉

こんいん-のうりょく [5] 【婚姻能力】 婚姻の成立のために法律上必要とされる資格。行為能力は必要でなく,意思能力があればよいが,法律婚となるためには法律上一定の要件を備えなければならない。

こんいん-よやく【婚姻予約】🔗🔉

こんいん-よやく [5] 【婚姻予約】 将来,婚姻をすることを約束する契約。婚約。内縁関係をも含めていうことがある。

こん-か【婚家】🔗🔉

こん-か [1] 【婚家】 嫁入りまたは婿(ムコ)入りした先の家。

こん-か【婚嫁】🔗🔉

こん-か [1] 【婚嫁】 (名)スル (1)嫁に行くこと。とつぐこと。嫁入り。「華士族平民と―するも更におかまひなし/鳥追阿松海上新話(彦作)」 (2)男女が同衾(ドウキン)すること。「凡夫の眼前には非梵行の―と見奉れども/盛衰記 30」

こんがい-し【婚外子】🔗🔉

こんがい-し コングワイ― [3] 【婚外子】 嫡出(チヤクシユツ)でない子のこと。

こん-き【婚期】🔗🔉

こん-き [1] 【婚期】 結婚するのに適した年頃。「―を逸する」

こん-ぎ【婚儀】🔗🔉

こん-ぎ [1] 【婚儀】 結婚の儀式。結婚式。婚礼。

こん-こう【婚媾】🔗🔉

こん-こう [0] 【婚媾】 縁組。結婚。

こん-し【婚資】🔗🔉

こん-し [1] 【婚資】 文化人類学の用語。婚姻を正式なものとするため夫方から妻方に贈られる金品や財産。妻の持参財(dowry)を含めることもある。 →持参金 →結納

こん・する【婚する】🔗🔉

こん・する [3] 【婚する】 (動サ変)[文]サ変 こん・す 結婚する。夫婦となる。「余若し―・せずしてアリスを擁するを得ば/花柳春話(純一郎)」

こん-ぜん【婚前】🔗🔉

こん-ぜん [0] 【婚前】 結婚する前。

こんぜん-こうしょう【婚前交渉】🔗🔉

こんぜん-こうしょう ―カウセフ [5] 【婚前交渉】 婚約者あるいは恋人どうしが行う性行為。

こん-やく【婚約】🔗🔉

こん-やく [0] 【婚約】 (名)スル 結婚の約束をすること。また,その約束。 →婚姻予約

こんやく-しゃ【婚約者】🔗🔉

こんやく-しゃ [3][4] 【婚約者】 婚約した相手。フィアンセ。

こん-れい【婚礼】🔗🔉

こん-れい [0] 【婚礼】 結婚の儀式。結婚式。婚儀。

ま・く【枕く・婚く・纏く】🔗🔉

ま・く 【枕く・婚く・纏く】 (動カ四) 〔「巻く」と同源〕 (1)枕(マクラ)にする。枕として寝る。「宮の我が背は大和女の膝―・くごとに我(ア)を忘らすな/万葉 3457」 (2)〔中世以降「まぐ」とも〕 共寝をする。情交する。結婚する。「若草の妻をも―・かず/万葉 4331」

よばい【夜這い・婚】🔗🔉

よばい ヨバヒ [2] 【夜這い・婚】 (名)スル 〔「呼ばふ」の連用形から〕 男が求婚をし,女の許(モト)に通うこと。元来,男が女の所に通う婚姻形式が一般であったが,のち嫁入り婚が支配的になると次第に不道徳なものと考えられるようになり,「夜這い」などと解されるようになった。「くはし女(メ)をありと聞こしてさ―にあり立たし―にあり通はせ/古事記(上)」

よばい-びと【婚人】🔗🔉

よばい-びと ヨバヒ― 【婚人】 求婚者。「その―どもを呼びにやりて/大和 147」

よばい-ぶみ【婚文】🔗🔉

よばい-ぶみ ヨバヒ― 【婚文】 恋文。懸想(ケソウ)文。「―のやまとうたなきは,人あなづらしむるものなり/宇津保(藤原君)」

よばい-ぼし【婚星・夜這い星】🔗🔉

よばい-ぼし ヨバヒ― 【婚星・夜這い星】 流れ星。流星(リユウセイ)。[季]秋。「星は,すばる。…―,すこしをかし/枕草子 254」

よば・う【呼ばふ・喚ばふ・婚ふ】🔗🔉

よば・う ヨバフ 【呼ばふ・喚ばふ・婚ふ】 (動ハ四) 〔動詞「よぶ」の未然形に継続の助動詞「ふ」が付いたものから〕 (1)何度も呼ぶ。呼びつづける。「なくなく―・ひ給ふ事千度ばかり申し給ふ/竹取」 (2)男が女に言いよる。求婚する。「右大将は,常陸の守のむすめをなむ―・ふなる/源氏(東屋)」

こんいん【婚姻】(和英)🔗🔉

こんいん【婚姻】 marriage.→英和 婚姻届(を出す) a written report of one's marriage (register one's marriage).

こんき【婚期】(和英)🔗🔉

こんき【婚期】 marriageable age.〜に達した marriageable.→英和 〜を逸する become an old maid.

こんぜん【婚前の】(和英)🔗🔉

こんぜん【婚前の】 premarital.→英和

こんやく【婚約】(和英)🔗🔉

こんやく【婚約】 an engagement;→英和 a betrothal.→英和 〜する be engaged[betrothed].〜を解消する break (off) one's engagement.‖婚約者 her fianc (男);his fiance (女).婚約指環 an engagement ring.

こんれい【婚礼】(和英)🔗🔉

こんれい【婚礼】 a wedding.→英和 ⇒結婚.

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