さし‐すが・う【差し次ふ】_‥スガフ 〔自四〕 すぐあとにつづく。匹敵する。栄華物語殿上花見「二の宮またいと美しうて、―・ひておはします」

さし‐つ・ぐ【差し次ぐ・差し継ぐ】 〔自四〕 次につづく。後につづく。源氏物語若菜下「この院・大殿に―・ぎ奉りては、人も参り仕うまつり」

さし-つぎ 【差し次】 （１）その次。次位。「左衛門の乳母とて，大弐の―におぼいたるが娘/源氏（末摘花）」 （２）六位の蔵人(クロウド)で次席の者。