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広辞苑の検索結果 (3)

おゆどの‐の‐うえ【御湯殿の上】‥ウヘ🔗🔉

おゆどの‐の‐うえ御湯殿の上‥ウヘ 御湯殿と廊下を隔てて相対する、清涼殿の一室。御湯殿に奉仕する女官の詰所で、湯などを沸かし、食膳の具などを置いた。また、貴人の邸のそれについてもいう。徒然草「雉・松茸などは―に懸かりたるも苦しからず。…中宮の御方の―の黒御棚に雁の見えつるを」 ⇒お‐ゆどの【御湯殿】

おゆどののうえのにっき【御湯殿の上の日記】‥ウヘ‥🔗🔉

おゆどののうえのにっき御湯殿の上の日記‥ウヘ‥ 清涼殿内の御湯殿の上に侍した女官の日記。禁中の日常や女房詞などを知る好史料。1477(文明9)から1826年(文政9)までのものが現存。

おゆどの‐の‐ぎしき【御湯殿の儀式】🔗🔉

おゆどの‐の‐ぎしき御湯殿の儀式】 平安時代以来、天皇・貴族の間で行われた新生児の入浴の儀式。1日2回、七夜まで繰り返されるのが通例で、読書・鳴弦の儀や犀角さいかく・虎の頭かしら・散米うちまきなどの呪法が行われた。御湯殿始。湯殿始。紫式部日記「―などかねてまうけさせ給ふべし」 ⇒お‐ゆどの【御湯殿】

大辞林の検索結果 (2)

おゆどの-の-うえ【御湯殿の上】🔗🔉

おゆどの-の-うえ ―ウヘ 【御湯殿の上】 清涼殿の御湯殿と廊下を隔てた一室の称。御湯殿のことをつかさどる女官のいる所で,食事の調度などが置かれた。また,宮中以外の,貴人の殿舎の御湯殿近くにある侍女の詰め所をもいった。 →清涼殿

おゆどの-の-ぎしき【御湯殿の儀式】🔗🔉

おゆどの-の-ぎしき 【御湯殿の儀式】 皇子に産湯(ウブユ)を使わせる儀式。普通,湯殿は里方の寝殿に設け,朝夕二回,七日間行う。湯殿の外では読書・鳴弦・散米などの儀が行われた。御湯殿始め。

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