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広辞苑の検索結果 (4)
お‐もと【御許】🔗⭐🔉
お‐もと【御許】
①御座所。おそば。おんもと。
②女性、特に女房を親しんで呼ぶ称。二人称の代名詞的にも用いる。源氏物語空蝉「―は、今宵は、上にやさぶらひ給ひつる」
③御許人おもとびとの略。
④女性の手紙の脇付わきづけ。「花子様―に」
⇒おもと‐びと【御許人】
⇒おもとびと‐まちぎみ【侍従】
おもと‐びと【御許人】🔗⭐🔉
おもと‐びと【御許人】
天皇など貴人の御側近く仕える女官。侍女。紫式部日記「宮の家司・別当・―など職事定まりけり」
⇒お‐もと【御許】
み‐もと【御許】🔗⭐🔉
み‐もと【御許】
おいでになるところ。おところ。転じて、相手を敬って呼ぶ語。催馬楽、朝津「誰ぞこの仲人なかびとたてて―のかたち消息しょうそこしとぶらひに来るや」
大辞林の検索結果 (4)
お-もと【御許】🔗⭐🔉
お-もと 【御許】
■一■ (名)
(1)貴人の座所を敬っていう語。おそば。「入鹿―にまろびつきて/日本書紀(皇極訓)」
(2)おそば近く仕える者。女房。「この―,馴れて目やすし/源氏(宿木)」
(3)高貴な家の主だった女房。「すこし―ほどのきはにてぞありける/大鏡(兼家)」
(4)(「…のおもと」の形で)女房の名の下につける敬称。「民部の―なめり/源氏(空蝉)」
■二■ (代)
二人称。多く女性に対して,敬愛の気持ちをこめて用いる。あなた。「―は今宵は上にやさぶらひ給ひつる/源氏(空蝉)」
おもと-びと【御許人】🔗⭐🔉
おもと-びと 【御許人】
貴人のそば近くに仕える人。「御ゆかたびらして,―たちゐてまゐる/宇津保(蔵開中)」
おん-もと【御許】🔗⭐🔉
おん-もと [1] 【御許】
(1)「おもと(御許){■一■}」に同じ。
(2)(多く「おんもとに」「おんもとへ」の形で)女性が手紙の脇付(ワキヅケ)に書く語。「山本様―に」
み-もと【御許】🔗⭐🔉
み-もと [0] 【御許】
■一■ (名)
おいでになるところ。おそば。「山田様―へ」
■二■ (代)
二人称。あなた。おもと。「この仲人たてて―の容姿(カタチ)消息し訪ひに来るやさきむだちや/催馬楽」
広辞苑+大辞林に「御許」で始まるの検索結果。