おう‐じ【押字】_アフ‥ 署名の字を書きくずして印としたもの。→花押_かおう

おさえ‐じ【押え字・抑え字】_オサヘ‥ 連歌で、句末の「てにをは」に対して、上にあって応ずる「てにをは」。「水寒し雪や山より流るらん」の「らん」に対する「や」の類。 ⇒おさえ【押え・抑え】

おう-じ アフ― [0] 【押字】 署名の字を，くずしたり略したりして変形して印としたもの。かきはん。花押(カオウ)。

おさえ-じ オサヘ― [3] 【押(さ)え字・抑え字】 （１）連歌・俳諧で，句末に一定の結び方を要求する助詞など。や・か・いつ・何など。 （２）係り結びなどの呼応関係にある結びの語。