複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (6)

はなれ‐う【放れ鵜】🔗🔉

はなれ‐う放れ鵜】 綱を放れた鵜。 ⇒はなれ【離れ・放れ】

はなれ‐うま【放れ馬】🔗🔉

はなれ‐うま放れ馬】 つないである綱からとけはなれて走る馬。はなれごま。太平記26「―の有けるに打乗て」 ⇒はなれ【離れ・放れ】

はなれ‐ごま【放れ駒】🔗🔉

はなれ‐ごま放れ駒】 ①(→)「はなれうま」に同じ。 ②(「離れ駒」と書く)将棋で、味方の駒と連絡のない駒。浮き駒。 ⇒はなれ【離れ・放れ】

はな・れる【離れる・放れる】🔗🔉

はな・れる離れる・放れる】 〔自下一〕[文]はな・る(下二) (古く四段に活用し万葉集にウナヰハナリ(放髪)・ハナリソ(離磯)などの例がある) ①くっついていたものが解けて分かれる。古事記「大和へに西風にし吹き上げて雲―・れ退き居りとも」 ②遠ざかった位置にある。へだたった所にいる。万葉集15「しましくもひとりありうるものにあれや島のむろの木―・れてあるらむ」。大鏡道長「都―・れたる所なればと優にこそあまりにおよすげたれ」。「大陸から遠く―・れた島」 ③へだたる。距離をおく。遠ざかる。万葉集20「たたみけめ牟良自むらじが磯の離磯はなりその母を―・れて行くが悲しさ」。日葡辞書「スヲハナルル」。「弦を―・れた矢」「二人の気持が―・れる」 ④関係がなくなる。超越する。かけはなれる。源氏物語賢木「後の世の事をのみ思すに、たのもしく、むつかしかりしこと―・れておぼさる」。古今著聞集2「すみやかに凡夫の振舞に―・れたらん事を示し給へ」。「利害を―・れた行為」 ⑤縁が切れる。離縁する。拾遺和歌集雑秋「ものねたみしける男―・れ侍りて後に、菊のうつろひて侍りけるを遣はすとて」。「―・れがたい仲」 ⑥除外した状態になる。源氏物語若菜下「琴の音を―・れては、なに事をか、もの調へ知るしるべとはせむ」 ⑦《放》拘束された状態などから解放される。のがれる。徒然草「官人章兼が牛―・れて庁のうちへ入りて」。「鎖から―・れた犬」 ⑧官職を解かれる。免官になる。仕事をやめる。公忠集「延喜の御時五位蔵人なりけるを、御譲位にあひて―・れけれど、朱雀院御上承平八年十一月にかへりなりて」。「職を―・れた」 ⑨戸格子などが開かれた状態になる。狭衣物語2「格子を探り給へば、―・れたる所もありけり。風の紛れに、おしあげて見給へば」

はふれ‐う・す【放れ失す】🔗🔉

はふれ‐う・す放れ失す】 〔自下二〕 おちぶれてどこかへ行ってしまう。姿が見えなくなる。蜻蛉日記「今は―・せにけむとこそ見しか」

大辞林の検索結果 (4)

はなれ【放れ】🔗🔉

はなれ [3] 【放れ】 〔動詞「放れる」の連用形から〕 はなれること。 →はなれ(離)

はなれ-うま【放れ馬】🔗🔉

はなれ-うま [3] 【放れ馬】 「放れ駒(ゴマ)」に同じ。

はなれ-ごま【放れ駒】🔗🔉

はなれ-ごま [3] 【放れ駒】 乗り手もなく綱から放れて走る馬。はなれうま。

はな・れる【放れる】🔗🔉

はな・れる [3] 【放れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 はな・る 〔「離れる」と同源〕 つながれていた動物などが,自由に動きだす。「矢が弦(ツル)を―・れる」「鷹飼ひのまだも来なくにつなぎ犬の―・れていかむ/拾遺(物名)」

広辞苑+大辞林放れで始まるの検索結果。