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広辞苑の検索結果 (1)
ほっそう‐しゅう【法相宗】‥サウ‥🔗⭐🔉
ほっそう‐しゅう【法相宗】‥サウ‥
中国・日本の仏教の一学派。南都六宗の一つ。「解深げじん密経」「成唯識論」などを典拠とし、一切存在は識(心)の作り出した仮の存在で、阿頼耶識あらやしき以外に何物も実在しないと説く。インドの唯識派を承け、唐の基きを祖とする。日本では653年(白雉4)に道昭が入唐して玄奘げんじょうから受けたのが第一伝。奈良の興福寺・薬師寺を大本山とする。唯識宗。
⇒ほっ‐そう【法相】
大辞林の検索結果 (1)
ほっそう-しゅう【法相宗】🔗⭐🔉
ほっそう-しゅう ―サウ― [3] 【法相宗】
中国一三宗・南都六宗の一。唐の玄奘(ゲンジヨウ)が伝えた護法・戒賢の系統の唯識説をその弟子の窺基(キキ)が大成したもの。「成唯識論」などをよりどころとして一切の存在・事象を五位百法に分類し,すべての実在の根源は阿頼耶識(アラヤシキ)にあるとする。日本へは653年道昭により初めて伝えられ,のち,さらに三度伝来された。元興寺・興福寺を中心に奈良時代に盛んに行われた。現在の本山は興福寺と薬師寺。慈恩宗。唯識宗。
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