複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (8)

うつ・し【現し・顕し】(形シク)🔗🔉

うつ・し現し・顕し】 〔形シク〕 ①現実にある。現に生きている。古事記「―・しき青人草」 ②意識がたしかである。正気である。万葉集15「おくれ居て君に恋ひつつ―・しけめやも」

うつし‐ごころ【現し心】🔗🔉

うつし‐ごころ現し心】 明らかに目ざめている心。正気。万葉集11「健男ますらおの―も我はなし」 ⇒うつし【現し】

うつし‐ごと【現し事】🔗🔉

うつし‐ごと現し事】 正気ですること。意識してすること。とりかへばや「年ごろの御有様は―とやおぼしつる」 ⇒うつし【現し】

うつし‐ざま【現し様】🔗🔉

うつし‐ざま現し様】 ①気のたしかな有様。正気のさま。源氏物語賢木「み心皆乱れて―にもあらず」 ②平気な様子。いつもと変わらぬさま。源氏物語須磨「おほやけにかしこまりなる人の―にて世の中にあり経るは」 ⇒うつし【現し】

うつし‐びと【現し人】🔗🔉

うつし‐びと現し人】 ①(死者に対し)この世に生きている人。源氏物語若菜下「―にてだにむくつけかりし人」 ②(出家に対し)普通の人。在俗の人。 ⇒うつし【現し】

うつし‐まこ【現し真子】🔗🔉

うつし‐まこ現し真子】 真実の子。万葉集19「鶯の―かも」 ⇒うつし【現し】

うつし‐み【現し身】🔗🔉

うつし‐み現し身】 現世の人の身。生きている身。(近世以後の語) ⇒うつし【現し】

大辞林の検索結果 (1)

うつ・し【現し・顕し】🔗🔉

うつ・し 【現し・顕し】 (形シク) (1)現に生きてある。現実だ。うつつである。「葦原の中つ国に有らゆる―・しき青人草の/古事記(上)」 (2)正気である。まことだ。「偽も似つきてそする―・しくもまこと吾妹子吾に恋ひめや/万葉 771」

広辞苑+大辞林現しで始まるの検索結果。