かん‐たい【環帯】_クワン‥ ①ミミズやヒルなどの成体の生殖孔付近の3〜7の体節が変形してできた環状帯。ミミズの鉢巻。 ②羊歯_しだ類の胞子嚢を環状にとりかこむ厚膜の細胞列。このはたらきで、成熟した胞子嚢は開いて胞子を撒布する。

かん-たい クワン― [0] 【環帯】 （１）シダ植物の胞子嚢(ノウ)の外側にある厚い細胞壁を有する一列の細胞。成熟した胞子をはじき出すはたらきをする。 （２）ミミズやヒル類で，体の前方の生殖孔付近にある，他の部分とは色が異なり，膨れあがった帯状の部分。分泌腺をなす。