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広辞苑の検索結果 (1)
うつろ・う【移ろう】ウツロフ🔗⭐🔉
うつろ・う【移ろう】ウツロフ
〔自五〕
(ウツルに接尾語フの付いた語)
①移る。場所を変える。移動する。万葉集10「梅が枝に鳴きて―・ふ鶯の」
②状態が変化してゆく。盛りが過ぎる。万葉集6「世の中を常なきものと今そ知る奈良の都の―・ふ見れば」。源氏物語帚木「心は―・ふかたありとも」
③色がかわる。万葉集18「紅は―・ふものそ」
④(花などが)散る。古今和歌集春「春風は花のあたりを…心づからや―・ふと見む」
大辞林の検索結果 (2)
うつろ・う【移ろう】🔗⭐🔉
うつろ・う ウツロフ [3] 【移ろう】 (動ワ五[ハ四])
〔「移る」に継続の助動詞「ふ」の付いた「うつらふ」の転〕
(1)時の経過とともに物の状態が変わってゆく。衰えてゆく。「奈良の都の―・ふ見れば/万葉 1045」
(2)場所が変わる。移動する。「山里などに―・ひて/徒然 30」
(3)色が変わってゆく。あせる。「色々―・ひたるも黄なるが見所あるも/紫式部日記」
(4)花が散る。「桜ははかなき物にて,かく程なく―・ひ候なり/宇治拾遺 1」
(5)色や香りがしみつく。そまる。「月草に衣色どり摺(ス)らめども―・ふ色といふが苦しさ/万葉 1339」
(6)心変わりをする。変心する。「消えわびぬ―・ふ人の秋の色に身をこがらしのもりの白露/新古今(恋四)」
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