複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (6)

ひがき‐かいせん【桧垣廻船・菱垣廻船】‥クワイ‥🔗🔉

ひがき‐かいせん桧垣廻船・菱垣廻船‥クワイ‥ 江戸・大坂間を定期に航海した江戸時代の廻船の一種。その垣立かきたつの下部に桧垣様の格子を付けたからいう。江戸十組問屋とくみどいやと大坂二十四組問屋とに従属し、両地の問屋に関係ある商品および幕府・諸藩の荷物に限り回漕し、公の保護を受けていた。桧垣船。→樽たる廻船。 桧垣廻船 ⇒ひ‐がき【桧垣】

ひがき‐づくり【桧垣造・菱垣造】🔗🔉

ひがき‐づくり桧垣造・菱垣造】 船を桧垣廻船風に造ること。また、その船。浄瑠璃、博多小女郎波枕「沖に何待つ―十四五端の廻船に」 ⇒ひ‐がき【桧垣】

ひがき‐とんや【桧垣問屋・菱垣問屋】🔗🔉

ひがき‐とんや桧垣問屋・菱垣問屋】 桧垣廻船を用いて江戸十組問屋と大坂二十四組問屋との貨物を回漕した海運業者。 ⇒ひ‐がき【桧垣】

ひがき‐ぶね【桧垣船・菱垣船】🔗🔉

ひがき‐ぶね桧垣船・菱垣船(→)桧垣廻船に同じ。 ⇒ひ‐がき【桧垣】

ひし‐がき【菱垣】🔗🔉

ひし‐がき菱垣】 細い竹を菱形に細かく組み合わせて作った垣。 ⇒ひしがき‐かいせん【菱垣廻船】

大辞林の検索結果 (7)

ひ-がき【檜垣・菱垣】🔗🔉

ひ-がき [1] 【檜垣・菱垣】 (1)檜(ヒノキ)の薄板を網代(アジロ)に編んで作った垣。 (2)模様の一。{(1)}を文様化したもの。地紋に用いることが多い。 (3)「菱垣船」「菱垣廻船」の略。 檜垣(1) [図]

ひがき-かいせん【菱垣廻船】🔗🔉

ひがき-かいせん ―クワイ― [4] 【菱垣廻船】 江戸時代に,大坂・江戸間の幹線航路に就航して大量の日常消費物資を江戸へ輸送した輸送船。菱垣廻船問屋仲間所属船の目印として,舷側垣立(カキダツ)の下部に菱組(ヒシクミ)の装飾をつけたことからの名。積み荷は木綿・綿・油・酒・酢・醤油・砂糖・鰹節・紙・薬種など。菱垣船。 菱垣廻船 [図]

ひがき-づくり【菱垣造り】🔗🔉

ひがき-づくり [4] 【菱垣造り】 菱垣廻船の形式で造られた船。

ひがき-とんや【菱垣問屋】🔗🔉

ひがき-とんや [4] 【菱垣問屋】 菱垣廻船を輸送手段として江戸へ生活物資を廻漕した海運業者。大坂に七〜九軒があって積み荷・運航を差配し,江戸に三軒の荷受問屋があった。

ひがき-ぶね【菱垣船】🔗🔉

ひがき-ぶね [4] 【菱垣船】 「菱垣廻船」に同じ。

ひし-がき【菱垣】🔗🔉

ひし-がき [2] 【菱垣】 細い竹をこまかく菱形に組んで作った垣。

ひしがき-かいせん【菱垣廻船】🔗🔉

ひしがき-かいせん ―クワイ― [5] 【菱垣廻船】 ⇒ひがきかいせん(菱垣廻船)

広辞苑+大辞林菱垣で始まるの検索結果。