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たい‐てん【退転】🔗🔉

たい‐てん退転】 ①〔仏〕修行して得た境地を失って、低い境地に転落すること。転じて、精進を怠ること。義経記3「一夏の間は如何にも心に入れて勤め、―なく行ひて居たりける」 ②衰えすたれること。中絶すること。平家物語4「矢叫びの声の―もなく」 ③(おちぶれて)その地を立ち退くこと。浄瑠璃、新版歌祭文「その誤りで主人丈太夫家―」

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たい-てん【退転】🔗🔉

たい-てん [0] 【退転】 (名)スル (1)〔仏〕 修行を怠り悪い方へ後戻りすること。 →不退 (2)志を曲げて屈すること。「学問のために努力して,毫も―しなかつた/伊沢蘭軒(鴎外)」 (3)だんだん悪い方へ移りかわること。「世の文運は未だ甞て―せず/明六雑誌 3」 (4)落ちぶれて立ち退くこと。「主人丈太夫家―/浄瑠璃・新版歌祭文」 (5)中断すること。中止。「長日護摩御―なく行はせおはしましけり/愚管 6」

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