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広辞苑の検索結果 (5)
ぞう‐さ【造作】ザウ‥🔗⭐🔉
ぞう‐さ【造作】ザウ‥
①造ること。正法眼蔵大悟「大悟を拈来して迷を―するか」
②技巧。装飾。遊楽習道風見「まさしく―の一もなく」
③(「雑作」とも書く)手間や費用がかかること。面倒。醒睡笑「道の程遠ければ人馬ありきは―なる条」。「―をかける」
④もてなし。ごちそう。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「当正月には―の上、貴殿が世話になん与平」
⇒ぞうさ‐な・い【造作無い】
⇒ぞうさ‐ま【造作魔】
ぞう‐さく【造作】ザウ‥🔗⭐🔉
ぞう‐さく【造作】ザウ‥
(「雑作」とも書く)
①つくること。特に、家を建てること。建築。「―をする」
②建築内部の仕上材・取付物の総称。天井・床板・階段・棚・敷居・鴨居などの類。また、畳・建具の類。「―に凝る」
③比喩的に、顔のつくり。目鼻立ち。顔つき。「顔の―も立派だ」
⇒ぞうさく‐つき【造作付】
ぞうさく‐つき【造作付】ザウ‥🔗⭐🔉
ぞうさく‐つき【造作付】ザウ‥
貸家や売家に畳・建具のついていること。昔は、畳・建具などは借主が入れるのが普通であった。
⇒ぞう‐さく【造作】
ぞうさ‐な・い【造作無い】ザウ‥🔗⭐🔉
ぞうさ‐な・い【造作無い】ザウ‥
〔形〕[文]ざうさな・し(ク)
面倒でない。わけはない。たやすい。色道大鏡「一度通じて後は再会―・きものと知るべし」。「―・く勝つ」
⇒ぞう‐さ【造作】
ぞうさ‐ま【造作魔】ザウ‥🔗⭐🔉
ぞうさ‐ま【造作魔】ザウ‥
仏道修行者が、戦争などの平和を害する俗事を悪魔視して呼ぶ称。太平記18「天狗共力を得て―の心をぞ付けたりける」
⇒ぞう‐さ【造作】
大辞林の検索結果 (7)
ぞう-さ【造作・雑作】🔗⭐🔉
ぞう-さ [0][1] ザウ― 【造作】 ・ ザフ― 【雑作】 (名)スル
(1)手間や費用のかかること。面倒なこと。「なんの―もない」
(2)もてなし。御馳走。「飛んだ御―を頂きます/高野聖(鏡花)」
(3)技巧。装飾。「まさしく―の一もなく,風体心をも求めず/遊楽習道風見」
(4)作り出すこと。「大悟を拈来し,迷を―するか/正法眼蔵」
ぞうさ-ま【造作魔】🔗⭐🔉
ぞうさ-ま ザウ― 【造作魔】
戦争などのように,平穏を害し仏道修行の邪魔となるもの。「この時天狗共力を得て,―の心をぞ付けたりける/太平記 18」
ぞう-さく【造作】🔗⭐🔉
ぞう-さく ザウ― [0][4] 【造作】 (名)スル
(1)家を建てたり,手を入れたりすること。「両親の隠居所を―する」
(2)建物の内部の仕上げ工事。天井・床板・建具・棚・階段などを取り付けること。また,そのもの。
(3)顔のつくり。目鼻立ち。「顔の―がまずい」
(4)つくること。また,つくられたもの。「かりそめにも此理に心を注がずして,其人物を―せば/小説神髄(逍遥)」
ぞうさく-つき【造作付き】🔗⭐🔉
ぞうさく-つき ザウ― [0] 【造作付き】
貸し家や売り家で,畳・建具がついていること。
ぞうさ-な・い【造作無い】🔗⭐🔉
ぞうさ-な・い ザウサ― [4] 【造作無い】 (形)[文]ク ざうさな・し
手間がかからない。簡単だ。やさしい。「子供でも―・く作れる」
ぞうさく【造作】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「造作」で始まるの検索結果。