複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (3)

くろ・い【黒い】🔗🔉

くろ・い黒い】 〔形〕[文]くろ・し(ク) ①墨のような色である。古事記「ぬばたまの―・き御衣みけしを」。平家物語3「―・かりし髪も白くなり」。「―・い靴」 ②濃紫・褐色・にび色などの、黒っぽい色にいう。源氏物語末摘花「名残なう―・き袿うちき重ねて」 ③日に焼けている。古今著聞集5「色を―・く日にあたりなしてのち」 ④よごれている。きたない。「シャツの袖口が―・くなる」 ⑤悪い。不正である。公明でなく悪心がある。宇津保物語祭使「―・しあかしのさとりなきが」。日葡辞書「ハラクロイヒト」。「―・い噂うわさ

くろいあめ【黒い雨】🔗🔉

くろいあめ黒い雨】 小説。井伏鱒二作。雑誌連載後、1966年刊。広島で原爆による黒い雨に打たれた姪の縁談をとおして、被災者の悲惨な状態を描いた原爆文学の代表作。

くろい‐きり【黒い霧】🔗🔉

くろい‐きり黒い霧】 (1960年の、松本清張の小説「日本の黒い霧」で広まる)明るみに出ない悪。「政界の―」

大辞林の検索結果 (4)

くろ・い【黒い】🔗🔉

くろ・い [2] 【黒い】 (形)[文]ク くろ・し (1)黒の色である。墨のような色だ。 ⇔白い 「―・い喪服」「―・く塗る」 (2)黒みがかっている。黒っぽい。 ⇔白い 「日に焼けて色が―・くなる」 (3)犯罪などの容疑が濃い。不正が感じられる。「腹の―・い人」「―・いうわさ」 (4)よこしまである。「―・しあかしの悟りなきが/宇津保(祭の使)」 (5)その道に精通している。玄人(クロウト)である。「素人のくせに―・くしこなし/滑稽本・素人狂言紋切形」 [派生] ――げ(形動)――さ(名) [慣用] 頭の―鼠(ネズミ)・目の―内

黒い霧(キリ)🔗🔉

黒い霧(キリ) 〔松本清張の小説「日本の黒い霧」(1961年刊)による語〕 政界・財界などの大物が職権を悪用して不正を働くさまをいう語。

くろいあめ【黒い雨】🔗🔉

くろいあめ 【黒い雨】 小説。井伏鱒二作。1966年(昭和41)刊。姪の結婚を案じる主人公を通して,放射能を含む「黒い雨」で被爆した姪の発病など,原爆による悲劇を描く。

くろい【黒い】(和英)🔗🔉

くろい【黒い】 ⇒黒(い).

広辞苑+大辞林黒いで始まるの検索結果。