シアニン‐せんりょう【シアニン染料】_‥レウ (cyanine dye)2個の含窒素複素環をメチン基（‐CH＝）またはポリメチン基で結合した構造の染料。写真乳剤の増感色素として重要で、種類も多い。アクリル繊維の染色や医薬、レーザー用色素として用いるものもある。

シアノコバラミン【cyanocobalamine】 ^（→）ビタミンB_１２の別称。

シアン【cyaan オランダ・cyan イギリス】 ①分子式（CN）_２ 水銀・銀・金などのシアン化物を赤熱すると生ずる無色の気体。特異な臭気を帯び、毒性をもつ。点火すると紫色の炎をあげて燃焼する。有機合成原料に用いる。青素。ジシアン。 ②澄んだ青緑色。カラー写真・絵具・印刷インクなどの三原色の一つで、赤の補色。 ⇒シアンか‐カリウム【シアン化カリウム】 ⇒シアンか‐すいそ【シアン化水素】 ⇒シアンか‐ナトリウム【シアン化ナトリウム】 ⇒シアンか‐ぶつ【シアン化物】

シアンか‐ぶつ【シアン化物】_‥クワ‥ (cyanide)シアン化水素の水素原子を金属原子または金属性基で置き換えた化合物の総称。青化物。青酸塩。 ⇒シアン【cyaan オランダ・cyan イギリス】

シアノコバラミン [6] cyanocobalamine ビタミン B の化学名。

cy・an・ic[sainik] a.《化》シアンを含む;青い. ◎cyanic acid シアン酸,青酸.

cy・a・nide[sinaid,-nid] n.シアン化物,青酸塩. ◎potassium cyanide 青酸カリ.

cy・a・no・co・ba・la・min[sinoukoublmin] n.《生化》シアノコバラミン<ビタミン B<ルビ開始>１２<ルビ終了>の別名>.

cy・an・o・gen[saindn] n.《化》シアン,青素<有毒ガス>.

cy・a・no・sis[sinusis] n.《医》チアノーゼ<血液中の酸欠による皮膚青変症>.