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広辞苑の検索結果 (1)
エントロピー【entropy】🔗⭐🔉
エントロピー【entropy】
(energieに変化の意のギリシア語tropeを加えた語)
①クラウジウスが命名した熱学上の概念。熱平衡にある系で、準静的に加えられた熱量をその系の絶対温度で割った値をエントロピーの増加分と定義する。可逆変化ならエントロピーは一定、不可逆変化では必ず増大する(熱力学第2法則)。統計力学的意味づけはボルツマンによって与えられ、エントロピーが大きい状態は乱雑さの度合が大きいことを示す。
②情報量の定義指標として、シャノンが1を拡張したもの。情報源を観測したときに得られる情報量の期待値。
⇒エントロピー‐ぞうだい‐そく【エントロピー増大則】
大辞林の検索結果 (2)
エントロピー
entropy
🔗⭐🔉
エントロピー [4]
entropy
(1)ドイツの物理学者クラウジウスによってはじめて導入された物理量。熱力学によれば,ある系が熱平衡の状態を保ちながらきわめてゆっくりと変化するとき,エントロピーの増加量は,系が吸収した熱量を温度で割った値に等しい。また,統計力学によれば,エネルギーその他の巨視的条件の決まっている状態(巨視的状態)のエントロピーは,その状態のもとで存在しうる微視的状態の数の対数に比例する。エントロピーは系の乱雑さ・無秩序さ・不規則さの度合を表す量で,物質や熱の出入りのない系ではエントロピーは決して減少せず,不可逆変化をするときには,常に増大する。
(2)情報理論で,情報の不確かさの度合を表す量。
entropy
(1)ドイツの物理学者クラウジウスによってはじめて導入された物理量。熱力学によれば,ある系が熱平衡の状態を保ちながらきわめてゆっくりと変化するとき,エントロピーの増加量は,系が吸収した熱量を温度で割った値に等しい。また,統計力学によれば,エネルギーその他の巨視的条件の決まっている状態(巨視的状態)のエントロピーは,その状態のもとで存在しうる微視的状態の数の対数に比例する。エントロピーは系の乱雑さ・無秩序さ・不規則さの度合を表す量で,物質や熱の出入りのない系ではエントロピーは決して減少せず,不可逆変化をするときには,常に増大する。
(2)情報理論で,情報の不確かさの度合を表す量。
en・tro・py[
ntr
pi](英和)🔗⭐🔉
en・tro・py[
ntr
pi]
n.エントロピー<熱力学での状態関数の一つ>;(情報理論で)伝達の効率を表す量.
ntr
pi]
n.エントロピー<熱力学での状態関数の一つ>;(情報理論で)伝達の効率を表す量.
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