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広辞苑の検索結果 (5)

ナフサ【naphtha】🔗🔉

ナフサnaphtha】 原油を蒸留するとき、ガソリンの沸点範囲であるセ氏25〜200度で留出する部分。沸点100度以下の軽質ナフサと80〜200度の重質ナフサとに分ける。軽質ナフサは熱分解によりエチレン・プロピレンなどの石油化学原料が得られ、重質ナフサは接触改質によりガソリンが製造される。

ナフタリン【Naphthalin ドイツ】🔗🔉

ナフタリンNaphthalin ドイツ(→)ナフタレンに同じ。

ナフタレン【naphthalene】🔗🔉

ナフタレンnaphthalene】 分子式C10H 芳香族炭化水素の一つ。コールタールから分離される白色板状の結晶。石油の分解混合物中に含まれるアルキル‐ナフタレンの脱アルキルによっても製造される。常温で昇華し、特異の臭気がある。合成化学工業上の重要な原料。また、樟脳しょうのうの代用品として防虫・防臭用。ナフタリン。

ナフテン【naphthene】🔗🔉

ナフテンnaphthene】 原油の成分として含まれる飽和環式炭化水素(シクロ‐パラフィン)の総称。一般式CH

ナフトール【Naphthol ドイツ】🔗🔉

ナフトールNaphthol ドイツ】 分子式C10HOH フェノール類の一つ。無色の針状結晶。フェノールに類似し、防腐剤として用いるほか、染料製造などの原料。「―染め」

大辞林の検索結果 (7)

ナフサnaphtha🔗🔉

ナフサ [1] naphtha 原油の蒸留によって得られる,ガソリンなどを含む低沸点の部分。また原油の重質部分を分解して得る低沸点炭化水素の混合油。自動車や航空機の燃料として,また,溶剤や石油化学製品の原料として利用される。ナフタ。

ナフタリン(ドイツ) Naphthalin🔗🔉

ナフタリン [0] (ドイツ) Naphthalin ⇒ナフタレン

ナフタレンnaphthalene🔗🔉

ナフタレン [0] naphthalene 芳香族炭化水素の一。化学式 CH コールタールの留分(二〇〇〜二五〇度)中に多く存在する。光沢ある無色または白色の鱗片状結晶。特異臭があり,常温で昇華する。合成化学工業の重要な原料のほか防虫剤に用いる。ナフタリン。

ナフテンnaphthene🔗🔉

ナフテン [1] naphthene 環状構造をもつ飽和炭化水素の総称。石油成分の一。性質はメタン系炭化水素に似る。シクロペンタン・シクロヘキサンなど。シクロパラフィン。

ナフトールnaphthol🔗🔉

ナフトール [3] naphthol コール-タール中に含まれるフェノールの一。ナフタレンの水素原子一個を水酸基で置換したかたちの化合物。化学式 CHOH 水酸基の位置により二つの異性体がある。1-(α-)ナフトールは無色針状結晶で,塩化鉄(III)により紫色を呈するが,2-(β-)ナフトールは板状結晶で,塩化鉄(III)により緑色を呈する。染料・医薬品の合成原料のほか防腐剤に用いる。

naph・tha[nf,np‐](英和)🔗🔉

naph・tha[nf,np-] n.揮発油.

naph・tha・lene[‐li:n](英和)🔗🔉

naph・tha・lene[-li:n] n.ナフタリン.

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