複数辞典一括検索+

ごとべいのためにこしをおる【五斗米の為に腰を折る】▽中国🔗🔉

ごとべいのためにこしをおる【五斗米の為に腰を折る】▽中国 わずかの俸給(ホウキュウ)をもらうため、上役などに気を遣って機嫌(キケ゛ン)をとることのたとえ。 《参考》 (イ)「五斗米」は、5斗の扶持米(フチマイ)。わずかの奉禄(ホウロク)の意。 (ロ)東晋(トウシン)の詩人陶淵明(トウエンメイ)は、41歳のときに役人になったが、見回りの上役を迎えるために束帯(ソクタイ)を着けるような煩わしさがいやになり、「五斗米のために上役に屈して仕えることはできない。」と言って3か月足らずで辞め、郷里に帰ったという。 《出典》 〔晋書(シンシ゛ョ)・陶潜伝〕

ことわざ ページ 202 での五斗米の為に腰を折る単語。